笑顔は”つくる”ものではなくて”成る”もの
”笑顔”に自然に成ることって、実は全部同じ理由で成っています。その本質について。
・笑顔の含有量多めのメリット
・”笑顔”の定義って?
・笑顔を咲かせる”土馴らし”をすべし!
笑顔の含有量多めのメリット
「笑顔でいなさい」
「怖い顔してるよ。気を付けて」
世の中のサービス業に携わっている方ならわかりますよね?サービス業の必須能力のひとつが「笑顔」です。
販売している商品のクオリティーやブランド力はもちろん購入を決める重要な要素です。
ただ、その商品をどこから、誰から購入するかってところを左右するのがその人の雰囲気、つまるところ「笑顔」の含有量だったりするわけです。
ぶっきらぼうな子よりは笑ってる子の方が「感じ良い」って思われるに決まってます。これは不変のルールであり、人間の持っている一種の固定価値観だったりします。
僕の周りにもいますね、いっつも笑ってる子。いったい何がそんなに面白くて、楽しくて笑ってるんですか?って問いたいくらいな子笑。
そんな子はやはり人を引きつけています。「いつも誰かが近くにいる」「いつも誰かが手を貸してくれている」「いつも誰かが癒されている」このフェーズに達しています。
「いつも心にお笑い芸人を」
そうしたら、常にボケとツッコミの応酬が脳内で響いて笑ってられるかもすね笑。
”笑顔”の定義って?
「仕事だから」しなくちゃいけない。「仕事だから」やらなきゃいけない。「仕事だから」我慢しなくちゃいけない。
「仕事だから」ってフレーズ、僕、あまり好きじゃないんですよねー。
わかってますよ、僕たちは求められることをこなしてお金をいただいていることくらい。
ただ、「やらなきゃいけない」って受け身の意識を持ってつくりあげた”仕事”っていうのにはどこか薄い影みたいなものが見え隠れしてしまうように思うんですよね。
パッと見、サービスを受ける側は気付かないかもしれません。上手につくりあげてる子も世の中には沢山いると思うんで。てか、つくりあげることが自然だと考えてやってる子もいる。つまり、自分にとってプラスに働くこと、それを上手にこなすことにやりがいを感じている場合は良いと思います。
ただしですね、僕の経験上、そうじゃない子の方が圧倒的に多いんですよね。笑うってことがサービスに直結しないんですよね。
これは”笑顔”の定義の違いなんです。
よくよく考えてみてください。小さいころ、笑うことが両親の喜びに繋がっているかどうかなんて考えて生きていなかったですよね?今なら何となくわかると思うんですけど、自分の子供が笑っているだけでそれはもう幸せも幸せなんですよ、親って。
好きな子が笑ってくれていたらそれだけで幸せな気分になれますよね?でも、好きな子は僕が喜ぶから笑っているんじゃなくてただ単純に笑いたいようなことや嬉しいことがあったから笑ってるんだと思うんです。
つまり、誰かのために笑ってる意識はないってことです。自分の気持ちに素直になってるだけなんです。
僕が目指したい”笑顔”の定義はこういうこと。
笑顔を咲かせる”土馴らし”をすべし!
「笑顔笑顔ーー」
って言われてサクッと出来ちゃう子、僕は本当に尊敬しています。年上とか年下とかじゃなくて、男とか女とかじゃなくて、策略的だとしてもそれは素敵な才能だと思います。
僕は当初これっぽっちも出来なかった。(←今も繕うのは苦手笑)面白いこともないのに何をどう笑えと言うんですか!?っていうのが本音であり、それが本質だとさえ思っています。
そうなんです。それが本質なんです。
「なんで出来ないの!?」じゃないんです。素直に”本質”に従っているだけなんです。だから笑えない子は何も悪くない。責めるのはお門違いだなって僕は思うんです。
じゃあどうすればいいのか?
その子にとって楽しめる状況、笑える状況にしてあげればいいだけです。
その方法は?そうですねー、ま、労働時間とか給料とかそういった類の話ではないような気がするんですよね。大切ではあることですが、そこだけ充実したって”楽しめる状況”には勝てないですから。
僕は今まである程度メンバーに自由を与えてきました。あまり縛らない、やってほしい業務はめちゃくちゃ振りますがそれ以外は”自分らしさ”を前面に押し出して欲しいというスタンス、そしてそれが一番の”その子らしさ”だし魅力だと思うので。
あとは、自分自身に価値をつけて「ここに居ることにプレミア感を生む」意識を持つことです。
美女の隣にはお金を払ってでも座りたい人が沢山いるのと一緒です。
自分といるその時間が他の人といる時間よりも意味のある、気持ちの良い時間であれば自然と表情も穏やかになりますし、”笑いやすい状況”になります。
求めるなら、その求めたことをしやすいように土を馴らしておくんです。あとはそこで咲いてくれるかどうかは関係性が決めていきます。
うちのメンバーはとりあえずつまらなそうにはしていませんからね、実際。
ただただより密度高くnoteと向き合っていくために”サポート”という名のギフト。感謝(*^▽^*)スタッフのために使わせていただきます!