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[#001]新連載「ド文系ちーがくんが理転して理学博士になる旅」を始めます

こんにちは、ちーがくんと申します。

本日よりnoteでの新たな連載「ド文系ちーがくんが理転して理学博士になる旅」をスタートします。

この連載では、高校2年生まで数学や物理が大の苦手で文系コースにいた僕が、地学に出会うことで理転を決意し、地学への愛と情熱で理学博士を目指す過程をリアルタイムで綴っていきます。

僕はちーがくんとしてこれまで4年ほど、地学教育を広めるために活動してきました。

その中で一番多く受ける質問があります。一体なんだかわかりますか?

それは「地学は好きなのですが、数学や物理が苦手です。それでも大学で地学を専攻できると思いますか?」というものです。

この質問を受けるたびに、かつての僕自身を思い出します。僕も同じように数学や物理が苦手で、地学が楽しいという理由だけ本当に大学での学びを決めてよいのか、入ってから後悔しないか、自信を持てずにいました。

それでも実際に大学で地学を学び、学部を卒業した今となっては
「好きなことで大学の学問を選べてよかった!」
「毎日がめちゃくちゃ楽しい!好きな科目を毎日深く学び、議論し、研究していけるなんてこんなに幸せなことはない!」
と心から感じています。

なので先ほどの質問に対しても「数学や物理が苦手でも大丈夫!地学を学びたいという気持ちを大切にして!!」と声を大にして言いたいです。

同じ悩みを抱えていた過去の自分に話しかけることができたら、間違いなく同じようなアドバイスをするでしょう。

しかし、同時に「学部を卒業したばかりの自分が無責任にそんなことを言っていいのか」という葛藤も感じていました。

どうすれば自らの経験を通して、同じ悩みを抱える人たちの背中を押してあげられるか?

僕の人生のビジョン「地学教育を日本中に、世界中に広めていくこと」です。

そのためにまずは、たとえ数学や物理が苦手であっても「地学が好き」という人にどんどん地学を学んでいってもらいたいと思っています。

むしろ「地学が好き」という人にすら学んでもらえなかったら、地学を広めるどころか、地学という学問の存続すら危うくなってしまいます。

どうすれば自らの経験を通して、同じ悩みを抱える人たちの背中を押してあげられるか?

私が出した結論は

「数式すら見たくなかったド文系の僕が、博士課程まで学問を修めて理学博士になれたら、同じように悩みを抱える人に自信を付けられるのではないか?」

ということです。

僕はこれまでの大学での地学の学びを通じて、数学や物理が苦手でも地学への愛と情熱があれば、その壁を乗り越えることができると信じています。

むしろ「数学や物理は得意だけどそれほど研究対象に興味が無い」という人より、はるかに多くのことを吸収し、濃密な研究生活を送れると確信しています。

この連載「ド文系ちーがくんが理転して理学博士になる旅」では、理学博士になるまでのプロセスや感じたことをありのままに示していきます。

同じ悩みを抱えている方々の参考となるよう、成功談だけでなく失敗談やもがき苦しむ過程も包み隠さず発信していきます。

私自身、今年の春に大学院の修士課程に入学したばかりで、博士課程ともなればより大きな困難も待っているでしょう。

それでも、地学への愛と情熱があれば乗り越えられる、アカデミアの発展に貢献できると信じています。

ここから数年間の長い連載になるかと思いますが、理学博士となるまでの旅を応援していただける方はフォロー、スキ、コメント等で応援していただけるととても励みになります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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