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嵐を失って、代わりに少年隊に戻ってみた

喪失感をどう埋めるか。別れとどうケリをつけるか。

これは年齢を重ねると分かることだが、
「あーこの辛い感じは、時とともに薄らぐ。1か月ぐらいかな」
と予測ができるようになる。

悲しい感情や辛い感情が襲ってくるのは、若い頃と変わらないが、
「だいたいこれぐらいで和らぐだろうな」
と思えるようになる。
少々さみしいけれど、生きやすくなる。

この時間をどのように過ごすか、最近、「嵐の休止」にあたり、この時間の過ごし方で実験をしてみた。
思春期を少年隊で過ごし、社会人・子育て期を嵐で過ごした私にとって、嵐の休止は、社会人の思い出を失うようで、相当のダメージだった。

①別れの対象物(嵐)はいなかったことにしてみる 「嵐?誰?何?」
➁昔執着していたものに関心を向ける 「少年隊のYouTubeを見続ける」

これは成功だった。

暫く、嵐メンバーのソロ出演の番組を見かけると胸がチクチクしたが、
YouTubeにおける少年隊の映像が非常に充実していて、
そちらに集中できるようになった。

全治2か月かな…と予想を立てたが、
約1か月で嵐の映像を見ても辛くなくなった。

本当は、少年隊も2020年で解散だったのだが、
そもそもこの10年近くメンバーとしての活動をしていなかったので、
そちらは心穏やか。

執着から離れる修行の毎日。

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