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対人ではない「AI英会話」が壊す4つの壁

株式会社スピークバディは、AI英会話「スピークバディ」を中心に、パーソナルコーチング、Q&Aといった複数のサービスを運営しながら、英語力向上をサポートする事業を展開しています。2016年にAI英会話「スピークバディ」をリリースしてから6周年を迎えた今年、After/Withコロナという環境変化もあり、改めて皆さんの周囲でも英語学習熱が高まっているのではないでしょうか。
こちらのnoteアカウントでは今後、私たちの事業・サービスについて、開発秘話や技術面でのアップデート、私たちが捉えている環境変化やユーザーさんからのお声などをお伝えしていきます。

英会話サービス内での位置付け

まず改めて、スピークバディの位置付けを書かせてください。(英会話サービス、種類が多いのです・・)

こちらの表でまとめたようにスピークバディは英会話を「自習」するためのサービスです。
英会話を強めたいと思ったら、基本的にはまず話す機会・相手を用意する必要があります。いくつか選択肢がありますが中でも比較的費用と時間のかかる「留学」もあれば、日常の中で取り組める「オンライン英会話」もありますね。さらにそれらを個別に伴走してもらえる「コーチング」も最近人気のサービスです。
リーディングやリスニングはともかく、こと英会話については、もともとが相手ありきということもあり「自習」できるサービスはほとんどありませんでした(従来の学習方法としては一人ロールプレイや音読・瞬間英作文など)。これを可能にしているのがAI英会話だと言えます。

AIで英会話学習、その中身とは

それでは、AIを用いた英会話学習とはどのようなものでしょうか。こちらの動画で「スピークバディ」の中身をご覧いただけます。

「思ったより、しっかり”学習”ですね」なんて声も聞こえてきそうです。ご覧の通り、結構まじめに「英単語」「リスニング」「フレーズの練習」「英作文」「応用」などを繰り返します。レベルチェックもあれば自動生成のカリキュラム、AIとのフリートークもあります。

「AIで英会話学習」の良さの一つは、AIによってこれらの基本的な練習一つ一つの”精度が高い”こと、そして相手を見つけることが不要なので練習量を増やせることです。

4つの「AI」がもたらす学習精度の高さ

精度の高さについてご説明します。AI英会話「スピークバディ」はこちらの4つのAIを活用しています。

一つは、「会話AI」。これはおそらく多くの方がイメージする”AI英会話”そのものではないでしょうか。出されるお題に対してこちらが回答すると、それを元に自然な会話を練習できます。スピーキングに必要な”その場ですぐに返す力”のチェックにも役立ちます。

それから「音声認識」。スピークバディはこの技術が進歩したことによって生まれたアプリと言っても過言ではありません。ユーザーが発話したことが発音記号レベルで認識され、内容が合っているか・発音は適切かを分析します。(ユーザーとして使っていると、発話がすぐに文字起こしされることで、”ちゃんと文章で喋れていた””え、そんなふうに聞こえちゃうの?(rとlやthとz,s等)”という検証ができるのも、あまり他の英会話学習ツールでは得られない利点だなと思います)

ここで認識された内容は「自然言語処理」され、問いに対して適切に返されていたかどうか、文意は通るかが判定されます。もちろん、用意している例文にピッタリ合致していなくとも、文意として通るのであればAIは「◎」と判定します。

そして個々のユーザーの学習履歴を蓄積して「機械学習」を進め、何ができるか・できないかを踏まえて次のカリキュラムや復習項目を提示してくれます。ここまで来ると、アプリでありながらも自分の特性を踏まえて伴走してくれるコーチングの要素も入ってきます。

英会話習得を阻む4つの壁

こういった技術活用により英会話学習の精度が高くなることがAI英会話の一つの利点です。ただ、実は精度や学習効率面のもっと手前のところで、英会話習得を阻んでいる「大きな壁」にお気づきでしょうか。

これまでに英会話学習を始めたものの継続できなかった理由を、私たち自身振り返ったり、ユーザーさんに聞いていくとこんな声があがってきます。

・教室でレッスンを受ける場合、費用が高い・時間が捻出できない
・気に入った講師はいつも予約がいっぱい、調整に時間を取られる
・オンラインの場合、電波が悪いこともあり、時々レッスンが途切れる
・そもそも英語に自信がないので毎回緊張して疲れる
・間違えたり指摘されると恥ずかしい、うまく話せないと申し訳ない
・明らかにスキル不足なのに「Excellent!」と言われたり、うまく話せていなくても忖度されたり内容を汲まれてしまい、上達する気がしない
・オンライン等で毎回講師が変わると、前のレッスンからの継続性に乏しい

私たちはこれらを「場所の課題」「効率の課題」「費用の課題」「心理面の課題」と整理し、英会話の上達を阻んでいると考えています。これらを解決しようとして生まれたのがAI英会話です。

  • 相手はAIなので予約不要。好きな時間に、好きなだけレッスンできます。

  • 4つのAIを使って精度高く、学習を継続することができます。自分のできること・できないことはAIが熟知しています。

  • 対人ではないことから低価格

  • 「今のフレーズ、うまく言えなかった。」そんな時、相手が人だと少なからず気をつかって促されるまま次に進んでしまうかもしれません。でも相手がAIなら、いくらでも繰り返して、録音した自分の声を聞いて、納得行くまで練習できます。恥ずかしいなどの気まずさとも無縁です。

  • パジャマでも、ベッドの上でも、頭がボサボサでも、構うことはありません。リラックスした状態で思う存分、練習を積めます。トレーニングしながらでも。

いかがでしょうか。「これまで英会話力を伸ばそうと何度も挑戦したけど挫折してしまった」という方々も、これなら続けていけそう、と思えるサービスではないでしょうか。

英会話サービス間の比較

改めて、英会話学習の選択肢を(勝手に!)比較してみたいと思います。比較の軸として「いつでも・どこでもできる便利さ」「対人の実践力(人相手に話す機会)」「確保できる学習・練習量」「コスト」「フィードバックの量・質」を用いると、こんな表にまとめられます。

教室・オンラインの場合先生との相性やタイミングにもよると思うので一概には言えないところですが、確実なのは

  • AI英会話だと、とにかく練習量を積める

  • フィードバックの量(発音や、文法・単語などの内容が合っていたか)が多い

  • コストが低め(対人ではないため人件費がかからない・円安による海外人件費高騰もなし)

ということです。

AI英会話は例えるなら「打ちっぱなし」?

もちろん言語はあくまでコミュニケーションツールなので、最終的には「人との会話」で習熟度をあげていくことは必要です。ただ、最初から対人・対ネイティブと会話練習を始めるのは、ゴルフで例えるなら「いきなりコースに出る」ようなもの。これに対して、AI英会話はビジネスの現場や留学といった本番に備えた「打ちっぱなし」に例えられるのでは?と思っています。

まずは打ち方やクラブ選択に慣れ(頻出の単語やフレーズ)、フォームを矯正したり力加減を変えてみて(正しい発音、正しい文法で話せるようになる)、少なくとも平坦な場所からなら思ったところにボールを飛ばせるようになる(会話を成立させる)。この後/もしくは並行してイレギュラーなことも発生する”コース”に出る(対人・対ネイティブとの会話実践)からこそ、楽しくコースを回ることができる、というイメージです。ゴルフ上級者が趣味や運動、チューニングのために打ちっぱなしに通うようにAI英会話も上級者でも楽しんで使っていただけるように作っています。将来的には本番と遜色のないくらいのリアリティを持たせていきたいとも考えています。(この臨場感を高めるための取り組みについてはまた別の機会に)

いかがでしょうか。これまでの挫折してきた多くの方々に、その理由を取っ払い再挑戦する際のツールとしてAI英会話を選択肢に加えていただけたらと思い、「AI英会話だからこそ超えられること」をあらためてご紹介しました。



先日、私たちが常々お伝えしたいと思っていた「AIだからこその特徴」について「デジタルシフトタイムズ」様に取材いただき、記事が公開されています。

会社として実現したいミッションや代表立石のプロフィール含め、非常に詳しくご紹介いただいておりますので、ぜひご覧いただけたらと思います。

(スピークバディ PR)

音声認識、会話AI、デジタル音声等の技術を活用した英会話レッスンを行うことができるストレスフリーなAI英会話アプリ。2022年11月現在、累計180万ダウンロードを突破。2021年、AI英会話アプリとして初のグッドデザイン賞受賞。従来の人との対話ではなく、感情豊かなAIキャラクターと対話をしながら発音やフレーズ、単語、イディオムなどを学ぶことが出来る新しい英会話学習サービスです。「第二言語習得理論」に基づいた学習モードで英会話の習得をサポートするほか、機械学習や自然言語処理によって、発音を採点することができます。
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