永沢俳里
ぽつぽつ転がったもの
2024のあれこれ
読んだ本のまとめ📚(一部)
温室は環境の整った修羅だった。それに気づいたのは25の秋で、その秋も儚く散ってしまうのだと思うととても切ない。 四半世紀生き抜いた褒美として私は自分に本当に孤独をプレゼントした。6月に2年半努めた会社を辞め、これを書いてる現在(2023/09/27)まで無職としてのらりくらり生きている。一時期アルバイトをしたけど、この夏の暑さに私が勝てず1ヶ月で辞めた。 『空白期間は何をしていましたか?』 会社を辞めて真っ先に指定ゴミ袋(45L)に会社員時代に使っていたもの投げ入れた。
詩 中学:宮沢賢治の詩を読む。詩より宮沢賢治に興味があった。 高校:教科書や便覧に載ってる詩は読んだけどそこまで読み込んでなかった 大学:米津玄師のライブに初参戦した帰りに、新潮文庫の宮沢賢治詩集を買う。その1年後に室生犀星の詩集も買う 23歳:一人暮らし記念に糸井重里の雑文集と萩原朔太郎の詩集を買う。 24歳:前橋ポエトリーフェスティバル2022に観覧者として遊びに行く。詩を朗読するという考えがなかったので、とても新鮮で、自分の何かをここで読みたいと思った。 同
4月17日 アイリス 恋のメッセージ、吉報 最近はポケモンsvの図鑑埋めを進めている。 ソフトはバイオレットで、ストーリーは去年末くらいにクリアしたので、あとはダウンロードコンテンツ買うか、図鑑埋めか、となり、図鑑を優先してみた。 とは言っても2月にコロナになって少し進めて以来だからやっと210匹。今回の舞台であるパルデア図鑑は400匹もいる。ふう。でもDS時代と比べたら埋めやすくなったよね。インターネット環境が潤っているのが常になったし。片方のタイトルでしかゲットで
https://hairi-gift.hatenablog.jp/entry/2024/04/13/201128 日記です
まだ 終わるには早く 止めるには脆く 風は 湿を拵えているので 私は幼い爪先で 光を攫う ああ、駄目 駄目です 刻は染まりきってません ので悪夢は 数日継続されます 編まれた庇が 受ける深夜便 憑まれた怨に そうと口吻 私は睡ります それが拙い爆弾でも 私は灯します 終わらない恋を 見るために
4月10日 パンジー もの思い、私を思って 花の名前を覚えるのはいつ頃からだろう。「付き合った人には花の名前を教えるといい」という有名な恋の裏技もある。 女の子がかけられる魔法の1つで、逆だと何を教えるのかと考えてみた。男の子から教えられるもの、音楽、スポーツ、ゲームかな。 他にものめり込んでいる趣味や個性的な何かがあればいいんだけど、花のインパクトに勝るものは今のところ思いつかない。 花の良いところは変化がなく、毎年決まった時期に咲くこと。 急な解散もないし、あら
4月3日 ゼラニウム 尊敬、信頼、真の友情 先週動物園へ行った。そこは、地元の一番近い動物園兼遊園地で、なんとどちらも入場料無料という太っ腹にも程がある隠れ名所である。 ここは地元の小学校や幼稚園の遠足に定番の場所でそれぞれで行った。なんなら祖父母宅からも近いので遠足以外でも数回行った。 頻度は多くないけど、忘れることの無いスポットだ。 それでも最後に行ったのは小学校で、大学時代に電車から見える観覧車を見つめて「もう行くこともないだろう」と思っていたのに、先週行った。
3月27日 ジギタリス 熱愛、不誠実、隠しきれない愛 高校時代、家族で東京旅行へ行った。その時に遊覧船というものも体験した。 と言ってもそんなに豪華なものではなく、1人1500円くらいで、フジテレビとかアサヒビールとか、なんか有名な建物近辺を回るやつだったと思う。 普段嗅ぐことのない潮の匂いと、髪を撫でるような上品な風を受けながら眠る事を忘れた建物を見上げる。それはこれからラスボス戦が始まるのか、というくらい不気味で、確かに綺麗だったけど都会に飲まれる恐ろしさを表し
嘘みたいな手のひらに 騙された恋 差し込まれたの 概念を擬態させた 筒のような 隙間をかいくぐっても 白い海は結局のところ死を継続しているし 時間軸は光になって そして 見つめ合った珈琲がこぼれて 踏み倒した布に蒸発して 一目で純粋は堕ち広がり 僕の ぼくの ぼくがが 降り立ったまちの 色めき立つ軸の そうして君は また出会うことなく 悶える僕に 発情す
3月20日 コデマリ 優雅、努力する 最後に格式高い建物に足を踏み入れたのはいつだったか。個人宅はほとんどないけど、小学生の時、同級生の家の玄関まで行ったら、その子のおばあちゃんが着物姿で出てきて、驚いたことはある。実際その子は私立の中学受験をして、合格していた。 記憶が正しかったら最後に行った優雅な場所は日光東照宮だと思う。修学旅行で定番の日光だけど、当時行けなかったので、高校生の夏に家族旅行として行った。 幼いときや学生時代は、名所や銀座のような敷居が高い場所に行
すれちがい生まれた傷口艶かし乙女の嗜み万里の嘲笑 鎹と諸刃の剣研ぐ儀式形骸詩人支える古樽 靴裏にそっと刻む──墓守が主賓の宴朝が来るまで 睡の端 いつかの記憶の引出しを ひっくり返して 舞い散る摂理 音でしかお前を知らぬけど今宵やっと出逢えた会いたくなかった 未開封と名付けられた無菌室長閑な夕日を浴びる三角 空前の吐息と並走月明かりアブラカタブラこの世にさらば 向日葵を火葬したのは今しがた焦げ目の付いた月を盗んで 可愛いと手にした花瓶の距離100円薄靄の中千鳥
3月13日 アルストロメリア 持続、未来への憧れ、エキゾチック おわあどうしよう、もうすぐ25歳が終わってしまう。ここで私が問題にしているのは年齢でなく、26以降の目標や憧れがぼんやりしている。 十年前は学生だったから規制だらけの世界の反骨精神で「絶対ピアス開ける」「髪染める」「一人暮らしする」「文章で食ってく」とか色々出てきたけど、今となってはほぼ実行した。 軽く振り返ってみると 一人暮らし▷楽しかったけどずっとはキツい。でも一通りの家事できるようになった。物価高
花言葉:控えめな美、期待、恩恵 始まりの言葉が浮かばないからこのまま本題に入る。 かしこまった場は昔から好きではなくて、でも年齢を重ねるにつれて適応できるフリをする術をひそひそ身につけなきゃいけない。 いつの間にか3月になってしまったので、今年もエッセイを書く。一昨年はトランプ、去年はタロットカードをテーマにいろいろ書いてましたが、今年のテーマは『花』です。 このテーマは親友である笠原メイさんに決めてもらった。花と星座で迷って「どっちが好き?」て聞いたら「花が好き」と
ああ、もうだめだ。私を超えるダメな奴なんていない。と思う夜がある。そんな夜しか過ごしていないのだが、そんな自分を救うのは他人のネガティブだったりする。 このネガティブは、迷惑系とかお騒がせとは違って、なんだろう、他の人のネガティブの視野や解像度をチラ見して、そうなのか、お互い生きるの下手だねって言って(もちろん直接ではない)肩の負担をすこーーし落とすことだ。 前まではTwitterやブログがその役割を果たしてくれたけど、最近は見るのでさえ億劫になってしまった。 そんな中、う
昨日、参加しております『#凪組アンソロジー』が届きました…! 自分の作品を活字にするっていう夢を叶えることが出来て本当に嬉しい。 イシカワケイダイ様、素晴らしい企画に参加させていただき、本当にありがとうございます。 重ねてお礼を申し上げます。
コロナに罹っておりましたが、今日より復帰です。沢山書くぞ