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#003 製造業・BtoBサイトはフッターエリアを使い倒す

海外製造業のホームページ活用事例を紹介するマガジン003、LEARの事例です。マガジンはこちらから。フォロー嬉しいです♪

LEARは自動車向けシートや電気システムのメーカーです。白、黒と赤を基調としたグリッドデザインが素晴らしく美しいWebサイトで、あまりに美しいのでデザインの参考としても役立つでしょう。

今日、注目したいのはフッター部分です。

製造業などBtoB向けWebサイトでは、ユーザーの目的が明確であることが多いですね。そのためユーザーへの分かりやすさを考えて、ヘッダーに多くのメニューを並べてしまいがちです。

LEARのWebサイトでは、ヘッダーメニューは7つ+CONTACT(お問い合わせ)が並んでいます。7というのは、ヘッダーメニューの数として一つの基準になっています。

これは認知心理学に基づいており、人がパッと見た時に覚えられる数、マジックナンバー7と言われ、短期記憶は7(±2)、つまり記憶力の高い人だと9つ、少ない人だと5つしか認知できないことに由来しています。

目的意識の高いユーザーは、速く、見つけたい情報を見つけたいわけですが、ヘッダーにたくさんのメニューを詰め込むわけにもいきません。そのような時、BtoB向けWebサイトで活用したいのがフッターエリアです。

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(https://lear.com/より使用)

LEARのフッターエリアです。

ユーザーがページを上から下まで見て、目的のものが見つからなかった場合、このようにフッターにメニューが展開されていれば、いちいちヘッダーメニューのドロップダウンを開いて探す必要がありません。目的のページにたどりつく速度を格段に速めるでしょう。

考察

フッターエリアをおろそかにせずメニューを並べているBtoBサイトも見かけますが、LEARのように文字を大きく、そしてメニュー間の余白をしっかり開けて見やすくしているWebサイトはあまり見かけないと思いピックアップしました。ページを最後まで読んでも解を見つけられなかったユーザーのために、フッターエリアを効果的に活用しましょう。

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