【丁寧な英語表現】
今回は、英会話における丁寧な英語についてご紹介していきたいと思います。
特に日本人の私たちからすると、英語は敬語がない言語だと言われがちです。たしかに、日本語のような厳密な敬語はありませんが、みなさんおそらく聞いたことがあるように、敬語に近い丁寧な表現というものは英語にも存在します。
今回は、その中から代表的なものをいくつかご紹介します。すでにご存知の方もそうでない方も、ぜひ改めてご参考にしていただければと思います。
■丁寧な英語表現
Would you〜? / Could you〜?
おそらく丁寧な英語表現と聞いて、真っ先に思いつくのがこの “Would you〜? / Could you〜?” ではないでしょうか?それぞれ、 “Will you〜?” “Can you〜?” と意味は同じですが、これらの表現を使うことで、より丁寧なニュアンスを加えることができます。
特になぜ丁寧になるのかというとこまで覚える必要はありませんが、”Will” と “Can” などの助動詞を過去形にすることにより、仮定のニュアンスが加わることでより丁寧な表現になります。つまり、「〜できますか?(できないかもしれないですけど)」といったニュアンスになります。可能性を聞いている感じになるので、より柔らかいニュアンスになりますね!
2. would like to〜
こちらも上で紹介した Would you〜? / Could you〜? と似たようなものになりますが、簡単に言ってしまうと “want to〜” の丁寧語ということになります。 “want to” の多用は少し幼稚に聞こえてしまうと耳にしたことがある方もいるかもしれません。
敢えて日本語に訳すとしたら、 “want to〜” は単純に「〜したい」 “would like to〜” は「〜したいのですが...」といったところでしょうか。こちらも助動詞の過去形を用いることによって、「もしかしたらダメかもしれませんが...」といったニュアンスが加わるので、より丁寧な表現となります!
3. 枕詞
他にもかたちは違いますが、枕詞を加えることもひとつ表現を丁寧にする方法といえます。たとえば、 “I am afraid〜” “I am sorry〜” などは「残念ながら〜」という意味の枕詞です。 “I don’t know.” だけだとなんとなく冷たいぶっきらぼうな表現に聞こえてしまいますが、 “I am afraid I don’t know.” といった言い方にすれば、よりやわらかい表現になって刺々しさを緩和することができます!
4. please
最後は皆さんご存知の “please” です。上記の助動詞の表現に “please” を加えることでさらに丁寧な表現とすることができます。極論 “please” さえ付けておけば最低限丁寧な表現になり、無礼な表現を避けることができると言えるかもしれません。ただ、日本語でもそうですが、むやみやたらに多用するのはあまりにへりくだった印象になってしまうかもしれませんので、使いどころは見極めるようにしましょう。
今回は、英語における丁寧な表現についてご紹介をしました。すでにご存知の方も多いかもしれませんが、目上の人や仕事でのお客さんなど、相手によって表現を多少使い分けることで、より好印象を与えることができるかもしれません!
ただ、それでも日本語と比べれば英語はそこまで敬語というものにシビアではないのは事実です。ですので、あまり難しく考えず、難しい表現に固執せずに今回ご紹介したようなシンプルなものから、まずは意識して使ってみることを始めてみましょう!
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