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オーストラリアのSpiral Blueがコンピュータの打ち上げに成功。衛星データ安価に利用可能に。

オーストラリアのスタートアップ企業であるSpiral Blue(スパイラルブルー)社は、Virgin Orbit(バージンオービット)社のロケットに搭載した、2機のSpace Edge Zero(SEZ)コンピュータの試作機の軌道投入に成功しました。
 
SEZの技術の中核をなすのは、複雑な人工知能アルゴリズムを実行できる、Nvidia(エヌビディア)社製のAIチップであり、宇宙での画像処理を行うのに十分な性能を持っています。

これにより、衛星の効率を高め、地球観測データをより安価で利用しやすいものにします。SEZは、軌道上での検証を経て、2021年第4四半期から2022年にかけて試験が行われる予定です。

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タイトル画像出典:SpiralBlue社HP

《ライター》
・記事執筆:川﨑悠貴
・編集:佐藤凜

《参考文献》
[1]https://www.space.com/satellite-image-processing-earth-observations-spiral-blue
[2]https://www.spiralblue.space/post/spiral-blue-successfully-launches-space-edge-computers-into-orbit

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