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Kantar グローバルFMCG(日用消費財)ランドスケープ|2022年もオンライン購入シェア伸長

市場調査会社Kantarが毎年発表している、グローバルFMCG(日用消費財)ランドスケープを発表しました。パンデミックの影響で前年比10.1%と二桁成長を記録した、FMCG市場は、2021年、ロックダウンが終わり、レストランが営業可能になり、人々が外に出かけるようになったため、成長速度が鈍化しました。2021年の成長率は2.1%と、コロナ前の水準に戻りました。パンデミック初期、2020年第2四半期には、買いだめと家庭外の支出が家庭内のFMCGに流れたことで、1度に買い物する金額が20%以上増加。対して、ロックダウンと他人との接触を避けるため、買い物の頻度は、2020年全体を通して低迷しました。2021年上期後半、一度に買い物する金額が大きく落ち込み、その後、買物額・頻度ともにマイナス成長となり、2021年はFMCG売上が、大きく落ち込みました。(参照※1、グラフa)チャネル別の成長率も、全てのチャネルで下がりましたが、オンライン購入は15.8%と二桁成長を唯一維持しました。チャネル別のシェアでは、まだスーパーマーケットが過半数を占めますが、オンライン購入は2020年の6.3%から7.2%と、0.9%シェアを伸ばしています。(参照※1、グラフb)

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【出典元】
※1 Global FMCG landscape 2022 GLOBAL E-REPORT | Kantar
https://kantar.turtl.co/story/winning-omnichannel-2022-c/page/1


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