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『プロが教えるタスクフォーカス実践法!トップアスリートへの実践事例も紹介』

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タスクフォーカスとは、簡単に言うと目の前のすべき事に意識を集中(フォーカス)する事です。

僕個人のサイトでタスクフォーカスについて詳しく解説をしています。スポーツ選手の試合中はもちろん、ビジネスマンでもプレゼンの場などで応用できる考え方です。

ただ、タスクフォーカスがどういったものなのかがわかったところで、それを自分の状況に応用してトレーニングできなければあまり意味がありません。筋トレの原理を知っているだけではトレーニングできないような感じですね。

ということで、ここではタスクフォーカスができるように、そのトレーニングの方法を提案したいと思います。トレーニングのヒントになるような実際の事例も紹介していきます。
※この事例には、僕が実際にサポートをした日本代表クラスの選手の話も出てきますが、前もって事例の提示をすることに対して承諾を得ています。

記事内容
ステップ1 セルフモニタリング
-やり方説明
-セルフモニタリングが必要なことが分かる事例紹介
ステップ2 「タスク」の明確化
-やり方説明
-選手と一緒にタスクを明確化した事例紹介
ステップ3 タスクフォーカスの反復練習
-やり方説明
-タスクフォーカスを反復練習した選手の事例

ステップ1 セルフモニタリング

日記

始めに、タスクフォーカスをするにあたって、その前に皆さんにぜひ身に付けておいてほしいことがあります。それはタスクフォーカスを発揮しなければいけないその瞬間の自分の状態を正確に把握するということです。

スポーツ心理学の分野ではセルフモニタリングなどと呼ばれています。いくら心を落ち着ける方法や、今回紹介するタスクフォーカスの方法を身に付けたとしても、それがいま必要な状態なのか?を把握できていなければ全く意味を成しません。

それどころか、自分の心の状態がいつもと違うことに気づかずに自分の身体の動きだけがおかしくなっていることに混乱し、気づいたら終わっていた・・・なんてこともあり得ます。そんなことにならないためには、普段から自分の心の状態をこまめににチェックし、変化に敏感になりましょう。

やり方説明
セルフモニタリングを普段から取り入れる方法としては練習日誌が最適でしょう。練習前、練習中、練習後に気づいたことを書いていけば自ずと自分の状態に気付きやすくなっていきますよ。

書く量や内容は人それぞれなので、こうしましょうということはありませんので自由に書くと良いでしょう。

しかし、これだけだと有料にするほどの情報でもないので、どういったことに注意して書いていけばよいか、ポイントをいくつか紹介していきます。

〇メンタルの状態
練習(もしくは試合)前、中、後などのタイミングで「自分の思考」や「感情」、「意識の向いているところ」などをチェックしておくと良いです。またPOMSなどの気分や感情を総合的にチェックするような尺度を定期的に行っておいても良いと思います。(「POMS」で検索すれば詳しく詳しい情報が見られます)

〇フィジカルの状態
その日の体調や疲労度も心に大きな影響を与えます。「どれくらい眠れたのか?スッキリ起きれたか?」「疲労はどのくらい残っているか?」「体調はどうか?」「ケガをしているならケガの状態はどうか?」「食事は規則正しくとっているか?」などに注意すると良いでしょう。

その他にも、自分独自の体調のバロメーターのようなものがあれば取り入れて構いません。

〇練習中、試合中の動きについて
その時の自分の身体感覚や、プレーの出来なども心理的な変化に気づくきっかけになります。後述しますが、とある代表クラスの選手との面談でもプレーの質から自分のその時の心の状態に気付いたという事例がありました。
単純に良い悪いではなく、「道具やボールと接触した時の感覚」「体のキレ」「プレーのタメ」「意識と動きの一致度」などなど、とくに自分で大事にしている部分を確認しておくと良いでしょう。

ここに挙げていないものでも、自分にとって大事だと思うことはチェックしておきましょう。

〇その日、または最近の出来事
練習中、試合中に起きた出来事が心に影響を及ぼし、結果としてプレーが影響を受けることはもちろん考えられますし、そういったことを記録している人は多いと思います。しかし、試合と全く関係のないプライベートのできごとも選手の心に大きな影響を及ぼすことがあります。気を付けておいて損はないでしょう。

「試合の日に起きた出来事」「アップ時の出来事」「最近の出来事」「試合前日の出来事」などが考えられますが、大事なことはいつ起きたかというよりも、その出来事で自分の気分などが変化したのかです。そういう出来事があった場合は記録しておくと良いでしょう。

アイデア

いかがでしょうか?これら4つの視点から、自分に必要な項目を作ってチェックシートみたいなものを独自に作成してもいいですし。自由記述式で日記のように記録していっても良いと思います。

個人的にはお勧めはチェックシート式にすることですね、そうすると変化をとらえることが容易になります。

僕がサポートしている選手にセルフモニタリングシートとして使っているものなどもありますが、それらの情報や、それに加えて自分独自のチェックシートなどを作ってみたいという方は直接面談などをしていただけると理解がしやすいと思います。気になる方はこちらまでご連絡いただけると対応いたします。

セルフモニタリングが必要なことが分かる事例紹介
ここで、僕がセルフモニタリングの重要性を再確認した事例を紹介しようと思います。

この話は数年前にサポートしていたとある競技の日本代表選手のお話です。(僕の立場上、個人名はもちろん競技名も伏せさせてもらいますのでご了承ください。話の流れ上、どうしても話さないと理解できない情報などから競技がなんとなくわかるということはあります・・・)

ある日、その選手から電話での相談がありました。自分では全く原因がわからないミスが連発した試合があったとのこと。

その試合は公式戦ではなく、エキシビジョンマッチ的なものであったこともあり、緊張するようなものではなく、体調も万全、いつも通りの感じでアップなどを済ませ、いつも通りに試合に入っていったそうです。

にもかかわらず、いつも自分が打っているサーブを「1ゲーム中6本」もミスをしてしまったというのです。この競技ではサーブを6本もミスするのはありえないことで、ほとんど1ゲームを相手にあげてしまうようなものです。そんなとんでもないことが起こったのにその原因に全く心当たりがない・・・

これは何事か!?と思い、僕に電話をしてきたのです。

はじめ、選手は「いつも通りの準備をしていつも通りの気持ちでプレーしていた」といっていたので、それを疑ってかかってもしょうがないと思い、セルフモニタリングのポイントとしてもあげた、「試合中の動き」に注目しようと思いました。

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大学院時代にチームワークをテーマとして研究をし博士号を取得。その後は日本代表クラスからローカルな選手まで、各年代の選手の心理サポートを行っています。選手に心理サポートするかたわら、自らもストリートパフォーマーとして活動しメンタルトレーニングの知識を実践しています。
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