「ジャズってお洒落だね」にマジレスpart.2

こんにちは

私は主に今ジャズを聞いたり、演奏したりしていて基本はジャズ畑の人間なんですが、、

「ジャズってすごく難しい音楽ですよね。」

「敷居が高そう。でもおしゃれだよね」

やっぱりジャズをしない人からはこう言われるんです。

そこで、今日はジャズ畑の人がよく聞かれる質問をランキングで並べて、それにマジレスして行こうと思います！！今回は２位から！！

第2位　「ジャズ？難しそう、敷居高そうだよね」

ー「うん。まじで難しい。敷居も高い」

「とっつきにくそうだけど、そうでもないよ！」という言葉に期待した人もいるかも知れません、、、、よくジャズ研の勧誘とか、お店のセッションに誘うときにこういう人が多いんです。でもそうはいきません笑

ジャズは難しいです！

…でもその分楽しいんです！！

ジャズに必要なことは音楽理論への理解、ジャズに限らない曲やアーティストへの知識、高い演奏の力、リズム感やセンスなど音楽に関する総合的な力です。

前提として、ジャズは高度な音楽だということは否定できません。ジャズをするならそれなりの覚悟と経験が必要でしょう。しかし、そこに返ってくるものは、音楽の本当の素晴らしさです。
そうしていつか優れたプレイヤーになったり、誰よりも音楽を楽しむことができます。優れた音楽家は、坂本龍一やレディーガガでさえ、ジャズを通っていますからね。

実際、ジャズにハマると…
「セッション楽しい！音楽すき！！」→「もっと優れたプレイヤーになりたい」→「練習！ジャズ聴く！有名アーティストの新譜！他のジャンルも!！」→「セッション楽しい！音楽すき！！」→
というスパイラル構造があなたを引き込んでいきます。これがいわゆるジャズ沼です。

ちょっと宗教みたくなりましたが、こうなれば「ジャズって難しい」ということより「音楽って奥が深い、楽しい、もっと知りたいうまくなりたい」という感情が強くなってジャズが好きになる。これが真理ではないでしょうか。

「仲間がほしいから」なのか「自分が上に立ちたいから」なのか知りませんが、「ジャズは簡単だからやってみよう！」とむやみに誘ってくる人もいますが、よくない！笑

第一位「ジャズっておしゃれ、イケてるじゃん！バーで流れてそう」

ー「お洒落ではない。それは本当に単なるイメージです」

まあ当然の返しになってしまいましたが笑

お洒落だなとかイケてるなって思ってジャズをしている人はいないでしょう。
ジャズが好きな人は純粋に音楽としてジャズと向き合っているだけです。ジャズは実際欲にまみれててどす黒いし、実験的で変な音楽だし、危なっかしい音楽です。

ジャズにおしゃれなイメージを抱くのはなんでなんでしょうね、、私も原理はわかりません。
例えばバッハの「G線上のアリア」を聞いたら卒業式を思い出したり、Queenの「We will Rock You」を聞いたらCMを思い出すようなものなんじゃないでしょうか。

もっといえば「ロックって激しいよね」「クラッシックってお金持ちの音楽」と思うようなことと同じではないでしょうか。実際そうではないのに、、、

知らないとイメージが先行しますよね。

ここまで、ジャズメンが普段言われていることにこの場を借りて言い返してみました笑
ちょっと理屈っぽくて自分でも読んでいて鬱陶しい部分もありますが、この記事だけでもジャズのことがなんとなく伝わって興味を持ってもらえるとジャズ大好き人間からすると嬉しい限りです。いつか、ジャズを初めたい人に勧めるCDなどを紹介する記事を書きたいな。

閲覧ありがとうございました。