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ブロガーとしても多くを学べる一冊|『コンサル一年目が学ぶこと』でブログの書き方を学ぶ

ブロガーだからといって、ブログのことばかり書いてある本を読むよりは、幅広く読んだほうが良いに決まってる。

この本は隅から隅まで役立つことばかりなんだけど、私のメモからブログに応用できるポイント(主に第2章について)をご紹介。

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Kindle Unlimitedなら無料で読めます

##PREP法はまんまブログの書き方にも使える

本書でPREP法は、コンサル(社会人)流の話す技術として紹介してありますが、これは読み方変えればブログ記事の構成そのものかと。

PREP法は、
P・・・Point 結論
R・・・Reason理由付け
E・・・Example例
P・・・Point結論の繰り返し
で説明する方法のこと。

要は、結論から話せ(書け)よ、と😂。

##「考え方を考える」という考え方

なぞなぞのような文ですが、、、仕事の進め方の基本だと。以下、抜粋。

いきなり作業に入るのではなく、どのように進めたら求めている答えに行き着くことができるのかという「アプローチ」、「考え方」、「段取り」の部分を最初に考える。

ブログを0から作ろうとしているなら、ゴールを想定して設計をする、記事を追加するなら、記事単体ではなにを伝えたいのか、カテゴリーとしてはどうなのか、サイト全体としてはどういう位置づけなのか、など考える。

そして、サイト分析に至っては、検索に表示されているのか、PVは足りているのか、どこから訪問者はサイトへきたのか、離脱率は?、などなど一つ一つを検証していきます。

実際にどうやって作業を進めるのかの例も本書で簡単に説明されてます。

例)3人で海外旅行へ行くとします。どういうアプローチで行き先を決めますか?どういう手順で検討したら、スムーズに決まると思いますか?

##ロジックツリーを使いこなす

ロジックツリーは、問題解決をする手法のこと。

問題解決本は一時期ハマってあれこれ読んでました。ふんふん、わかったわーとか思っても、実際に日々の仕事の中で使っていかないとすぐに忘れてしまいますよね😓。すみません。

問題解決とは、

"「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」"

ことです。(『世界一やさしい問題解決の授業』P19 渡辺健介より抜粋)

ロジックツリーは、本書で下記のように説明されてます。

"大きくて複雑な問題でも、ロジックツリーを使って小さな問題に分解することで、それぞれの論点について議論ができる。
それぞれの論点を分析することで、全体の答えを出すことができる。"
(『コンサル一年目が学ぶこと』Kindle版)

このロジックツリーを身につけるべき4つの理由を提示されてます。

1.一生使える
2.全体が俯瞰できるようになる
3.捨てる能力を身につく
4.意思決定のスピードがあがる

コンサルタントであれ、ブロガーであれ、役立つ技術に間違いありませんね。

ちなみに、ロジックツリーの精度を上げていくには一人では無理とのこと。もし可能であれば、スクールに通うなどして先達の指導を受けたほうが良いとアドバイスされてます。

##仮説なきリサーチは意味がない

もしあなたがブロガーで、競合サイトのリサーチだと言って、やみくもに検索結果に出てくるサイトをチェックしているだけなら、それはやめたほうがよいです。

おそらく、見ていくうちに何をしているのかわからなくなると思います。

そのときに必要なのは、仮説思考。リサーチは、仮説に対する検証作業として行うことが大事です。

まず仮設を立ててリサーチをすることで、無駄な労力を大幅に減らすことができる。本書では探偵を例に説明されてます。犯人を探すのにやみくもに探さないですよね。現場の状況から犯人の行動を仮説していき、だんだんとしぼりこんでいく。

当然、仮説が間違うこともありますが、その場合は間違っていた仮説を修正していけば良いだけのこと。

リサーチによって仮説が正しいとなれば、さらに仮説を深くして進めていく。

仮説→検証→フィードバックのサイクルを高速で回していくことで、問題の本質に効率よく迫ることができます。

このときに注意することは、リサーチ結果を捏造してはならないこと。これは・・・当然ですよね😓

##仮説を立て、予め結論をもっておく

これって普段から実行している人、多いかも。特に自分がサポートとかヘルプデスクとか・・・。

よくある問い合わせって、全部リスト化して誰でも対応できるようにしますよね。

それを普段の生活レベルに落とし込んで、予め結論を用意しておくことで、意思決定が早くなり、仮説にそって対応することができます。

例えば、

・サイトがダウンしたら→バックアップはちゃんととっておく。復旧の手順は確認しておく
・マシンが壊れたら→予備マシンを購入しておく、バックアップをとっておく。代替アプリなど検討しておく

などなど。主に危機管理が思い浮かんだけれど。

##自分の頭で考えることが大事

たくさんの情報を得てもアウトプットしなければ意味がない、とかよく目にするけれど。

私は、自分が学んだことを外へ出すことがアウトプットとは思ってなくて。必要に応じて出すこともありますが(例えば、良い本見つけたら紹介したくなる)。結構、自分の頭の中で内省することが多いので、その方面でいえば、アウトプットしているのかしら・・・?

本書の中で著者は、考えることをつぎのように定義してます。

考えるとは、自分の意見を持つということ。
自分の意見をもって情報に接する。

世に散らばるトピックに対して、自分で問を立てて意見をもってから接すること。

自分の意見をもって情報に触れてはじめて学びの機会が生まれる

そして、

間違いを恐れないこと。
正解を覚えようとしないこと。

こうして、自分の考え方を磨いていけばビジネス能力は上がっていきますよ、と太鼓判を押されてます♪

そして、

集めた情報の先にある「本質」を捉えることができて、初めて情報に価値が生まれる

のだと。

その1つか2つかの本質を抽出し磨き上げることが考える力を向上させる

と、締めくくってます。

ブログで記事を書き上げる上で、非常に大事な考え方をもらったような気がします。

##その他の章も役立つ内容沢山

その他の章にも、デスクワーク術とかプロフェッショナルとしての働き方とか多数紹介してあり、非常にためになる一冊です。さすが、多くの方々から意見を集めてエッセンスをまとめただけあります。

本書のなかでは、筆者が過去に学んで役にたった本が沢山紹介されています。それを拾って読むだけでもかなり勉強になりますよ♪

『世界一やさしい問題解決の授業』は、中高生向けに優しくかかれている本。今回、改めて読み直しすため本棚から引っ張り出してきて、先日長女へ渡しました♪ 

正解なき時代に正解を求めるのではなく、多数の仮説をたて、それらに対処していく力を育てて欲しい。(そういう意味では、囲碁は本当に良い競技である♪😂)

そして自分の頭で考えるところで紹介されていた一冊にちきりんさんの本が!こちらも非常に為になった一冊♪ただなんとなく情報に接していた自分に喝を入れましょう♪

##コロナの時期だからこそKindleで読書をするのも良いかと

冒頭にも書きましたが、この本がKindleのUnlimitedで無料で読めてしまいます!

もしかするとコロナの影響で子どもが在宅する期間がグンと伸びるかもしれません。お世話する時間が増えて自分の時間が減るんだけど、本屋へ行く時間を削り、Kindleでどんどん本を読むことは結構理にかなってるかと。

Unlimitedで読んで、この本はずっと傍においておきたいと思った時、注文して本棚へ並べても良いかと♪

私、AudibleもKindle本も買って、さらに本まで買ってしまったなんて本が数冊ありますが・・・。折にふれて読み・聴きしてます♪

ではでは。


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