孤独

孤独とは誰かと楽しい気持ちを感じるために必要らしい。
最近読んだエッセイに書いてあった。

彼氏と別れてからはや4年経とうとしている。
1人でいることに随分となれてしまった。1人でどこにだって行けるようになってしまったために、他人と過ごさなくなっている。いや、過ごせなくなっている。
そのため、ますます恋愛からは程遠くなっている。
独り身であることに寂しさは感じていない。よく周りから心配されるが本人はいたって寂しくないのだ。誠に余計なお世話である。他人の恋愛観に口を出す人に限って、恋愛中毒なのだから放っておいてほしい。またこの話は今度しよう。

しかし、私にも孤独を感じる時がある。それは、孤独を共通の話題としてた人が孤独じゃなかった時だ。孤独を共有することは私自身とても相手のことを身近に感じるし、心がグッと近くなるのだ。そんな人が実は内面では孤独を嫌い、恋愛に走ったりすることがある。私は別れてから何回もこの気持ちを味わってきた。

孤独とは1人で感じるものなのだ。孤独は寂しさ、悲しさだけでなく、1人で立っている強さ、楽しさ、楽さ、素晴らしさ、その全てを1人で味わうことなのだと思った。孤独は共有した時点で孤独ではなくなる、私はそう思う。

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