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東京1-1新潟 〜じゃんけんがうまくなるチームへ〜

サッカーじゃんけん論

サッカーはじゃんけんに例えられる。
例えば、グーでもグーを磨き続ける=自分たちのサッカーを磨くことで、相性の悪いパーの相手にも勝てるようになる。
逆に相手がパーを出してくるから、自分たちはチョキを出すように、分析して弱点をつくチームもある。

アルベルトの手は✌?✊?✋?

片渕さんはグーのサッカーを極めようとした。吉永さんは途中まで自分たちの手が何か迷っていて、たまたまグーで結果が出たからグーにしたけど、やっぱりチョキもいいんじゃね?と気付きチョキにした。
では、アルベルト監督はどんな手を出すのか。僕にはグーとチョキとパーが混ざった、小学生がよくやる全部に対応する手にみえる。勝ってるのか負けてるのか、よくわからないあの手の形。

サッカーの未来像

昔から、サッカーは将来どうなるのかと議論されると、このような答えになる。
なんでも出来るチーム
元も子もないんだけど、確かに何でも出来るチームが強い。グーを鍛え続けるでもなく、何でも出来るが一番強い。ジダンのレアルが強いのはこれを言われており、攻守両面強いし、相手が繋いできても引いてきても、選手全員が対応して、最適解を作り出す。

グーを極めるヴェルディにグーとパーを出す新潟

ここからが試合の本題。ヴェルディはとにかくボールを握って、支配したいチーム。そのチームに対してアルベルト監督が何をするかは注目だった。
相手アンカーにロメロをマンマークさせ、真ん中からのビルドアップを阻止。CBからの縦パスをゴンザロが狙う戦略を取った。
つまり、相手のグーに対してグーで殴るのではなく、一回パーを出す作戦だ。

じゃんけんを極める

アルベルト監督はグーを極める監督ではない。
じゃんけんを極める監督だ。
ぼくたちサポーターは、チームをアルビらしいとかそうじゃないとか、選手の動きだけを見るのではなく、ピッチでどんな駆け引きをするか見守る必要がある。
いままではグーの良さ、パーの良さ、チョキの良さを分けて考えていたが、どんなじゃんけんをしたか?を観察することが、今年の楽しみ方の一つだと思う。

じゃんけんを極めた先に、どんな未来が待ち受けているか、今から楽しみだ。

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