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【人間関係】言葉の裏にある本音を訊ねる

こんにちは。
朝倉です。

今日は、仲間との話での気づきを書いていきます。

昨晩、一緒に手を組んでいる仲間から辞めたいという話をされました。
彼は当初好きなことやって生きていきたいから、仕事を離れたいと相談してきました。突然のことに私は非常に驚きました。今までそんな素振りをまったく把握していなかったので青天の霹靂です。

さてこの状況、皆さんならどうしますか?
「やめないでくれ」と懇願しますか?
「そんな話急にしやがって!」と怒りますか?

僕は寄り添うスタンスで質問しました。「好きなこといいじゃん!じゃあ好きなことってなにやりたいの?」

彼はこの問いに答えることができませんでした。

その時僕は確信しました。
「これは本音ではないな」

そこからは、徹底的に話を訊きました。
そうしたらいろいろ本音や抱えている不安が出てくるんですよね。
「今が大変だから楽なことしたい」
「将来のビジョンがわからない」など

気がついたら5時間ぶっ通しで話していました(笑)

今回の件は僕にとっても大きな学びになりました。
それは言葉どおりに受け取る前に本音を引き出すことです。
今回のケースで例えると、
当初は「好きなことやりたい」だったのが、
結論は「自分に実力をつけたいけど、失敗続きの自分がいる。失敗すると怒られるがそれが嫌だから、自分一人でやれば失敗しても怒る人にも迷惑をかけない」

上記を見てもわかるように気持ちの根っこは全然違うところからきているんですよね。

だからこそ、僕は訊ねるということを意識しています。

ここまで、この訊ねるという漢字を使用してきましたが、一般的に使われる言葉では尋ねるがあります。
この2つの漢字は大きく差はないですが簡単にご説明します。

■尋ねる
「尋ねる」の意味合いは、主に2つあります。
1つは「質問する」というもので、分からないことを他人に聞いたり、問いただすことを指します。この場合は、「交番で道を尋ねる」「旧友の近況について尋ねてみた」のように使われます。もう1つの意味合いは、「求める」「探す」というもので、人や物のありかを探したり、心理や道理などを求めることを言います。
■訊ねる
「訊ねる」の意味合いは、「質問する」「探し求める」というものです。つまり、「尋ねる」と意味の違いはありません。使い方も、「土地の人に道を訊ねる」「生みの親を尋ねる」のようになります。「訊ねる」の「訊」という字は、「言う」と「はやい」を表す象形から成っています。そこから「(次々にすばやく)たずねる」を意味する漢字として成り立ちました。

漢字での意味は大きな差はないかもしれませんが、僕は人の心みたいに不明なことを質問を重ねて明らかにしていく場合、いろいろな質問をするので、敢えて「訊ねる」を使います。

僕ら人は誰かと心や気持ちはわかちあいながら生きていきます。

そのためには、他者の感情やメンタルを理解に努める必要があると私は考えていますが、これは簡単ではなく、根気がいります。

そこから逃げたり、目を背けずに目の前の人を大切にしながら人間関係を創っていきます。




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