教訓

【時間厳守で】
とにかく約束の時間は守ります。しかし、ＡＤＨＤの特性でめちゃくちゃ目的地に早く着きすぎる事も有りますし、暗黙の了解で、２、３分ちょっと遅れて来なさいと言う場合でも、時計と睨めっこして時間を確かめます。真面目過ぎますね。反省。

なぜそんな時間厳守な性格になったか、と。高校受験の際に、とある教訓を得たからです。

私の通った塾。中３はそこそこできるが、トップクラス迄ではない、少人数制のクラスのコースの塾に居ました。同じ学区なんですが、様々な中学校から生徒が来てました。私も、電車でほぼ毎日通いました。

私は一年間そのコースに居て、血眼になって猛勉強して合格しました。内申点稼げない超問題児でしたから。ペーパーテストで稼ぐしかない、一発勝負と言うギャンブルに勝ちました。努力が５割。当日の問題の相性が良かった運が半分で合格したと思います。

しかし塾に通う必要がないだろうと言う、学区内で一番評判が良い、厳格な校風の中学のイケメン。スポーツ万能、しかも生徒会長。この時点でハイ、合格です、と言う男の子が居たのです。きっと、彼女とかいてブイブイ言わせてなんだろうな。羨ましいなぁ。

しかし、
ただ唯一の彼の欠点。

「遅刻癖」

授業開始数分後に遅れてやってくる。
余りにも毎回くどいようにそうなので、

先生も放置していました。
「まあ皆気を付けなさい。コイツだけは例外だ！」

その為、私が遅刻した時は、私は先生から、こっ酷く叱られました。なにせ内申点稼げませんし、ペーパーでハイスコアで勝負に挑む崖っぷち、逆転合格に賭けるギャンブラー受験生です。

春になり、

実は、彼、唯一、
第一志望校が
「不合格」だったんです。
その理由は意外にも、

「解答用紙に受験番号の記入を忘れてしまった」

ことでした。
時間を守ることができない、その気の緩みが、
一年間、いや三年間の勉強の成果を発揮できなくなる事がある… それを思い知らされました。

それ以来、時間厳守を心掛けるように、
いや自分のモットーにする事に決めました。

そして、人生は何が起きるか分からない、
を早くも悟ったおかげで、しんどかった病気を
克服、まあ今も治療中なんですが。
またそれは別の機会にお話しますね。