得意を見つけよう、そして役割をあげよう。
友人から代行依頼を受けて、ジグソーパズルをぴぃと一緒に取り組んでいる。
元々細かい作業が好きな私は、パズル代行の仕事を探してみたりしたこともあったくらいだから、喜んで引き受けた。
巡り合わせというべきか、これが結構ぴぃと私の自律神経を整えてくれている気がする。
ゴッホの「星月夜」という絵がまた癒しの効果になってる気もする。
ぴぃはゲームの合間に、私は仕事の合間に。
一つ一つのピースは世界最小といわれる小ささで、なのに2000ピースもあって、パズル大好きな私にはワクワクする作品。
ぴぃは細かい作業がこれまで得意ではなかったはずだが、このパズルに関しては意欲的に取り組んでいる。
ぴぃはインパクトのあるピースを見つけると、それがどの場所にくるかを特定するのが得意。
場所を特定すると、その周りに何個かピースをつなげて島にして置いておいてくれる。
私は、場所の特定よりも色合いやつなぎ目に注力し、色分けをして、そこから一つ一つのピースのつなぎ目を探してつないでいく。
それぞれの得意と、別の視点が合わさって、とてもスムーズに進めている。
私が色分けをしておいておくと、ぴぃが場所を特定して小さな島を作る。
ぴぃが作った島を私がつなぎ目を見つけてつなぐ。
気づくと、小さな島がポンポンとおいてあるのがなんだか可愛く見える。
ぴぃが作った島を、私が嬉しそうにつなぐから、「役に立てれて嬉しい!」とぴぃは誇らしげ。
これもどこかで言われた。
得意を見つけて役割を作ってあげると子供が喜ぶ
ということ。
改めてこういうことかと思った。
ぴぃのペースで、ぴぃが無理なくできる範囲で、誰かの役に立って、ぴぃの自信になる。
今、パズルを通してそれができていると実感。
難しいと諦めがちだったぴぃ。
長い時間をかけても少ししかできない小さな島が、今はぴぃに自信をくれている。
小さな自信の積み重ね。
少しずつを毎日。
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