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挑戦者たちの共通点。

 
最近、日経新聞のコラム”Game Changer挑戦者たち”が好きです。

”斬新な発想で地球規模の問題解決やビジネス創造に挑むリーダーらを取り上げます。1980年代以降に生まれたミレニアル世代、それに続くZ世代の旗手を国内外で取材。社会に変革を起こす挑戦者たちの世界観に迫ります。”  
引用: https://r.nikkei.com/topics/topic_DF_TE_20033101?disablepcview

このコラムを数週間読んでいて気付いたことがあります。

それは

不満・不便への気づき × 変えたいという熱意 = 挑戦者

挑戦者たちの経歴や思想・企業の発起点は様々ですが、この観点は変わらないように思います。


挑戦者たちは他の人となにが違うのかな~と考えていたのですが、4点思い至ったことがあるので以下で掘り下げます。

「もし10代・20代の自分に向けて今声をかけるなら」という観点でお話していきます。


・1つの場所に固執しない

挑戦者たちは、最初に就職した企業から転職したり独立したりして自分のやりたいことを追求している人が多いです。

成功している人は最初からその道を究め続けた、と訳ではなく試行錯誤して今の仕事に至っている人が意外と多いですよね。

例えば、ノーベル賞を受賞した山中伸弥教授。
彼も元はスポーツ整形外科医だったそうですが、「向いてない」と転進し最終的に今のiPS細胞の研究者になったそう。
最初から基礎医学研究者だったわけではないのです。

「すぐに辞めたり、途中であきらめるのは悪いこと」という風潮がありますが、1番よくないのは「上を向くことを辞めること、自分の可能性を見出すことを辞めること」ではないでしょうか。

人には向き不向きがあります。
やってみて「向いていない」のか「修練が足りない」のか判断できれば、その場所で続けるかどうかを判断する。自分に向いていると思えば、全力でアクセルを踏む。そこの判断ができるかが大事です。


・自分の信念に従って動く

「これはこうあるべきだ」「もっとこうすることで、世の中が良くなるのではないか」という信念を持って挑戦する。

この想いの強さ・深さが原動力になっているようです。

これまで大きな失敗や、非常に歯がゆい思いをしたことがありますか?
人生の成功者にストーリー(失敗と成功)があるのは、この失敗(谷)の部分を経験したことで、「現状を打破したい」「こんな思いは二度としたくない」という想いが強いからだと推察しています。

あえて、失敗する必要はないのですが、
失敗を恐れて一歩を踏み出さないと、この信念は磨かれていかないのではないでしょうか。


・”人がやったことないこと”に対する恐怖に打ち勝っている

人がやったことないことをやってみることは「わくわく」もあるかもしれませんが、「失敗したらどうしよう」という恐怖もあります。

Game Changerで紹介される方は、多くの人が恐怖で動けないところをさっそうと動いて志をもって取り組んでいます。

人がやったことないこと・やっていないこと、を克服する原動力は信念だったり自己上昇欲だったり様々だと思いますが、多くの人がこの一歩を踏み出せないのではないでしょうか。

恐怖に打ち勝つためには、できる限り学んで可能性を備えをしつつ一歩を踏み出すしかありません。(冒険にでるときに、地図やコンパスを準備するように)
日々、学ぶ人こそが挑戦者になりうるのです。

失敗するなら若いうちのほうがよいです。
特に家庭を持ちたいと思っている場合、家族をリスクにさらすより自分一人のほうが身軽で挑戦しやすい環境です。
また、仮に失敗してもリカバリーする期間を長く持てます。


・人への想像力

自分の「困った」を自分だけのこととして片付けずに、「同じように困っている人がいるのではないか?」という目線を持ち、それを解決する事業を起こす。

人に対する想像力がないとできないことですよね。

小さいころから「思いやり・想像力をもって」といわれますが、これは本当に大切なことだと思います。

人に対する想像力からすべての事業は始まっているといっても過言ではありません。


***

ちょっと抽象的な話になってしまいました。

私はGame Changer達のそんな姿がまぶしく感じながら、今日も新聞を開くサラリーマンでございます。

挑戦者たちから勇気をもらって、自分も新たな一歩を踏み出せますように。


みなさんも、良い一日をお過ごしください。
お読みいただき有難うございました。

ではまた。






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