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初めての八丈島、まずはシンボルの八丈富士を極める(2022.11.18)

秋の花イソギクの名所として、今から30年近く前に買った花の名所ガイドに書かれていたのが八丈島でした。そんなことを思い出して、11月18~20日の3日間、秋の八丈島行きを決めました。

全日空機が毎日3便八丈島を結んでいる

行きも帰りもANA便を選びました。
今回はいろいろなお得な手立てを使っての旅。全国旅行割、東京都民割、しまぽ通貨など多彩な割引を使ったので、航空券代だけ(片道分はマイル精算)で行ってこられたような感覚。

順調に八丈島に到着すると、いきなり八丈富士、そして八丈小島の頭が見えました。なんとなくスケール感が大きくて、不思議な感覚です。

レンタカーを借り出して、そのまま八丈富士へ。頭に雲がかかり始めてしまって少し心配です。

登山口

登山口には車はなく一番手の模様。早速登り始めると、ハチジョウアザミ、イズノシマダイモンジソウなどの花が迎えてくれて大興奮。八丈や島の付く名前が何とも嬉しい。山頂のお鉢までは少し荒れた階段の道。

イズノシマダイモンジソウが花盛り
ノコンギク
ツワブキは山ではそう多くない
空港を見下ろしながら登っていく
ハチジョウアザミ
ハチジョウアキノキリンソウ

山頂のお鉢に近づくにつれて、雲に入り気温が下がり、風が強くなってきます。お鉢の上からは残念ながら火口を覗くことができず、ひとまずは最高点を目指し、お鉢を一周するのは断念。
お鉢は全く滑らかではなく、細かい起伏に富んでいて、一部には溶岩洞窟も。強風の中山頂へ。

天気が良ければ海を見ながら歩ける稜線
最高点八丈小富士山頂
ふと霧が晴れると、火口内の森が見えてくる

山頂からもと来た道を戻り、今度は火口内の浅間神社へ向かってゆるゆる下っていきます。

サルオガセの仲間?木に着生している
火口の中はシダと着生植物の世界。その奥に鳥居が見えてきた
独特の雰囲気の浅間神社
御神木はヤマグルマの古木
神社のすぐ脇は崖になっていて、もう一つの火口の底にヤマグルマの地下森林が覗ける
火口内から火口壁を見上げる

八丈富士では眺望は楽しめなかったものの、大洋上の孤島の山の雰囲気を味わって充実の山行でした。
車に戻って、近くのふれあい牧場へ。眺望抜群の牧場に牛の親子が遊んでいました。

八丈小島を背景に牛がゆったり草を食む
八丈富士は頭のちょっとだけ雲がかかる
空港を挟んで南側の三原山

八丈島到着すぐの八丈富士で、島の花々と風景に魅せられました。午後は南部の森に向かいます。

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