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コオロギパンと昆虫食

※昆虫の写真を大量に使用しております。苦手な方は閲覧注意です。

コオロギパン

 PASCOの敷島製パンさんが「コオロギ粉を使った製品」を数量限定での販売を始めたと言うニュースを見ました。

これから先、遠く無い未来に食糧不足が起こり、それの打開策の一つが
「昆虫食」と目されているみたいですね。今回、敷島製パンさんは今のうちから昆虫食を広めるため高崎経済大学のベンチャー「FUTURENAUT」と共同開発を始めたそうです。まだまだ抵抗のある「昆虫食」ですが、こうやっていろいろな企業が食べやすい形を提案してくれるのは嬉しいですね。

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 と言っても、やっぱり抵抗がありますよね。こうやってリアルに昆虫を想像しちゃうとねぇ。ちょっと、ねぇ。エビっぽいって言われても、きついなぁ。
いや、きっついなぁ。あれなのかな。一口食べたら、いける!ってなるのかな。
うーん。うーーーーーん。どうだろう。

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「おやおや、食わず嫌いでインセクト?」
 昆虫さん。はい。どうにも、あなた方を食すのに抵抗がありまして……。

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「むっしっしっし。それは仕方ないでインセクト!人類は未知のものに恐怖や忌避を抱きやすい生き物でインセクトからね。けれど、食料問題は待ったなしだと聞いてるインセクト。その解決を我々が手助けできるなら、嬉しいインセクトよ。」
 そんな、今から食べようとしている我々にそんな優しい言葉をかけてくださるなんて。

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「それは昆虫である我々の使命でインセクト!なぜなら!」
 なぜなら!?

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「宇宙から見れば、地球は昆虫の惑星だからインセクト!」
 昆虫の惑星!?そういえば、何かで聞いたことがあります!人類よりも、種も数も遥かに凌駕していて、宇宙人が地球を見ると、この星の支配者は昆虫と認識するだろうと。

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「むっしっしっし。そうでインセクト。だからこそ、同じ星で暮らす人類に力を貸すのは支配者としての務めでインセクト。」
 そんな風に言われると、普段の昆虫さんたちに対する扱いを反省しないとですね。同じ地球に暮らす仲間ですものね。

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「そこは気にすることはないでインセクト。なぜなら!」
 なぜなら!?

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「自然界の掟は弱肉強食インセクト!」
 シビアですね自然界は……

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「それは仕方ないでインセクト。人類は科学などの知恵で、我々昆虫は繁殖力などの生命力で。この星の支配者をかけた戦いを繰り広げていると思えば、普通のことでインセクトよ。」
 では、我々は、友であり、敵でもあると?

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「この世の中に、プラスだけの存在なんてものは無いでインセクト。自分の脅威になるものですら利用し、生き抜く。そういうハングリーさがなければ、自然界では生きていけないでインセクト。人類は少し、こう言うハングリーさを忘れているのかも知れないインセクトね。人類もまたこの自然界に生きる動物なのだから。」

そう言い残すと、巣に帰っていった昆虫さん。
 人類の食糧問題解決のため、昆虫食を始めようとしている事をどう感じているか、お話を聞きに行った我々に「自然界は弱肉強食」ときっぱりと言い放った昆虫さん。しかし、一方的に「昆虫食」で解決しようとする人類を虎視眈々と利用する時を見据え、この星の支配を確実なものにしようとしているのは昆虫さんたちの方かもしれない……

久しぶりに

なぜか会話形式になってしまう記事が書けました。

昆虫食。どうなるんでしょうかね。もうそれしか食べるものがない!ってなったら、食べるしかないですね。食べるしかないのかぁ……。

それでは、本日はこの辺りで。

失礼します。

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