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(音楽レビュー)最終電車/竹澤汀

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〜はじめに〜

こんにちは。
2020年3月から白血病の治療をしております。
病人が暇なので好きな音楽のコトを書かせていただきます。

私はすぐ人を好きになってしまいます。
単純なんでしょう。
入院中なんてほぼ全員の看護師に惚れてます。
医師にも清掃員にも惚れてます。
多分ハニートラップとか仕掛けられたら
瞬で引っかかります。
私をよく理解している妻からは
浮気のボーダーラインを
「女性とはご飯食べに行く」
と申し付けられています。
高級フレンチなどはアウト。
サイゼリヤなどならOK。
最終ラインはサンマルクレストランなどが
限界と合意を結んでいます。
あー、焼きたてパン食べたい。パン食べたい。

今日は私が恋をしているものの中から。
それは「声」。
音楽が好きなせいか
声に恋をすることが幾度かあります。
それは恐らく、
テクニカルなものもあるのでしょうが、
特段、エモーショナブルな部分に反応する。
だから恋なんだと思います。
世の中「1/fゆらぎ」など研究もあるそうです。
僕には科学的に立証することは出来ません。
だから音楽感想文を書きます。

〜竹澤汀〜

この方はYouTubeのGooseHouseという様々な歌手が集まり、有名な曲のカバーを歌うというチャンネルが2010年頃に流行りました。
その頃のメンバーです。
私も見ていました。
当時、私は竹澤汀さんと竹渕慶さんが好きでした。
方向性の違う歌の良さが混ざり合うとたまりませんでした。

和光大学出身。
何なんですかね。和光高校や中学を含めてなんですけど、好きなアーティストの出自を調べると「和光」の名前をよく見ます。
良い環境なんでしょうね、多分、知らんけど。。
YouTubeをきっかけに知り、この方の「声」に惚れた私は2012年6月17日に発売されたアルバム『点と点のあいだ』を買いました。
CDはCDのアレンジメントの良さが有るのですが、CDを聴いて確信したのは「声」が好きになったんだ。ということ。
MTVUNPLUGGEDの様なできるだけデジタルを通さない音こそ、このアーティストの魅力を大きく感じます。ライブ行きたいなー。

〜最終電車/竹澤汀〜

最初に買ったアルバムの中に収録されていた歌です。
この歌を聞いた時に最終電車に刹那な気持ちを乗せるという感覚が新鮮でした。
私の最終電車のイメージは「間に合ったー、ギリセーフ」位なもんです。(意外と間に合うんですよね、あれって。)
この歌を聴いて、最終電車に乗り過ごしてみたり、誰かを見送ってみたらこの様に思うのかと考えました。
夜の1時付近に感性が働く人生を最近過ごしてませんw何せ22時には寝てますから。
兎にも角にも
歌は人の経験したことのない感覚に引き連れていってくれます。
この素晴らしい声とともに。
映画見たいだと思いませんか?この歌。

〜おわりに〜

最近の活動です。
Going Steadyのカバーなんですが、原曲も是非聴いてみてください。同じ感情でも歌い手の表現力でこうも違うものかと感動させられます。
凄いですよね、音楽って。。
タイトル通り宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に影響を受けて作られているんですが、我が妻はユーミンの「守ってあげたい」を頭の中から離れないそうです。音楽の楽しみ方なんて自由で良かです。

ちなみにお笑いライブでラーメンズは「銀河鉄道の夜のような夜」というものがあります。
「あぁ、こういう寄付の関わり方もあるんだ」
と思ったのが、説明欄に「この動画の広告収入は、日本赤十字社に寄付されます。」
と記載がありました。動画を再生するという寄付。何かとても発想がクリエイティブなラーメンズだ。

一曲紹介するつもりで書いているのですが、
毎回3曲は載せてしまいそうな予感が満載です。
竹澤汀さんは現在も活動を続けていらっしゃいます。確か、noteもやられているはずです。
私の病気が治ったらこの方のライブ観に行きたいな。
多分、何とも言えない感情に包まれて帰るんだろうと想像します。活躍して欲しいアーティストです。

それではさよーならー。