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【 SPYD 】 年初来最安値 $36.44 FirE♯536

高配当株ETF  SPYDが、23日に年初来最安値をつけました。

この日は、早朝4時までチャートを開きっぱなしでした。


【 SPYD 】 

日本時間の24日の夜中に、SPYDは最安値36.44ドルをつけました。

前日の終値が37ドル台でしたので、ここからさらに落ちるのかを様子を見ていたところ、36ドル台に入るまでそう時間はかかりませんでした。

最安値となった数分前に、36.60ドルで約定していました。

もう少し強気に行ってもよかったようです。

しかし、底値は誰にも分かりませんから、久しく見ない36ドル台で買えただけで良しとしました。


【 SPYD下げの要因 】

最安値をつけるほどの下げの原因はなんだったのか?

考えてみましょう。

■ SPYD構成銘柄


SPYDの現在の上位10銘柄です。

カーディナルヘルス :1.56%
NRGエナジー:1.54%
プリンシパル・ファイナンシャル・グループ :1.53%
エジソン・インターナショナル:1.42%
PSEG:1.41%
ファーストエナジー : 1.41%
サザン :1.40%
ギリアド・サイエンシズ:1.39%
コンソリデーテッド・エジソン :1.39%
PPL :1.39%

SPYDは80銘柄に均等に振り分けられているので、上位と行っても、少しの差しかありません。

主な構成セクターは、公共事業、不動産、ヘルスケア、エネルギー、金融です。

今回の下げは、この中のエネルギー関連が影響したと思われます。

ニューヨークの原油先物相場は、1月以来初めて終値でバレル当たり79ドルを割り、4週連続安となりました。


■ その他の指数 

S&P500種:3693.23(前日比1.7%安)
ダウ工業株30種平均:29590.41ドル(前日比1.6%安)
ナスダック総合指数:10867.93(1.8%安)

主な指数を見ても、1.5%以上の下げとなっています。

しかし、2%を超えて下げた指数はありません。

こういったことからも、SPYD特有の構成比率が、他の指数よりも大きな下げの原因となったと思われます。


【 投資戦略 】 

週明け、米国の26日がどのような動きになるのか?

ここがポイントとなります。

SPYDの動きを見ていると、上昇トレンドに入ったように見えます。

このように、23日の午前中は、下がる一方でした。

その後に、少し上がり、一気に最安値まで落ちて、そこからは、上がっていくという動きでした。

このまま、上昇していくという見方は、
何らかのバイアスが働いていると思いますので、自分も信じてはいません。

「まずは、様子を見る」

が来週の投資戦略となります。

待機ですね。

何もしないという動きですが、姿勢は、いつでも動けるようにしておく。

です。


【 まとめ 】

SPYDの最安値について考えました。

米経済だけでなく、世界中でリセッションが起きる可能性が高まっています。

○○ショックを見据えて、資金も準備しておきましょう。

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