【 SPYD 】 年初来最安値 $36.44 FirE♯536
高配当株ETF SPYDが、23日に年初来最安値をつけました。
この日は、早朝4時までチャートを開きっぱなしでした。
【 SPYD 】
日本時間の24日の夜中に、SPYDは最安値36.44ドルをつけました。
前日の終値が37ドル台でしたので、ここからさらに落ちるのかを様子を見ていたところ、36ドル台に入るまでそう時間はかかりませんでした。
最安値となった数分前に、36.60ドルで約定していました。
もう少し強気に行ってもよかったようです。
しかし、底値は誰にも分かりませんから、久しく見ない36ドル台で買えただけで良しとしました。
【 SPYD下げの要因 】
最安値をつけるほどの下げの原因はなんだったのか?
考えてみましょう。
■ SPYD構成銘柄
SPYDの現在の上位10銘柄です。
SPYDは80銘柄に均等に振り分けられているので、上位と行っても、少しの差しかありません。
主な構成セクターは、公共事業、不動産、ヘルスケア、エネルギー、金融です。
今回の下げは、この中のエネルギー関連が影響したと思われます。
ニューヨークの原油先物相場は、1月以来初めて終値でバレル当たり79ドルを割り、4週連続安となりました。
■ その他の指数
主な指数を見ても、1.5%以上の下げとなっています。
しかし、2%を超えて下げた指数はありません。
こういったことからも、SPYD特有の構成比率が、他の指数よりも大きな下げの原因となったと思われます。
【 投資戦略 】
週明け、米国の26日がどのような動きになるのか?
ここがポイントとなります。
SPYDの動きを見ていると、上昇トレンドに入ったように見えます。
このように、23日の午前中は、下がる一方でした。
その後に、少し上がり、一気に最安値まで落ちて、そこからは、上がっていくという動きでした。
このまま、上昇していくという見方は、
何らかのバイアスが働いていると思いますので、自分も信じてはいません。
「まずは、様子を見る」
が来週の投資戦略となります。
待機ですね。
何もしないという動きですが、姿勢は、いつでも動けるようにしておく。
です。
【 まとめ 】
SPYDの最安値について考えました。
米経済だけでなく、世界中でリセッションが起きる可能性が高まっています。
○○ショックを見据えて、資金も準備しておきましょう。
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