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転校生はアイドル 十話

まえがき

今回は加筆が終わってからまえがきを書いてます。
昔の自分は接続詞に違和感はあるけどストーリーの作りは今じゃできないレベルです。
#やっぱり昔の自分は天才だった
それでは本編です。

本編

オレと笹木さんの会話を遮ってきたコイツは一体…?
「お前、いきなり来て話を遮るな。ていうか、アンタは誰だ?」
「僕?僕は桐生 翔だよ。よろしく。君は?」
やっぱりか…。
コイツは何かオレは嫌いだ。
チャラそうだし…。
「木戸光だ。アンタが菊谷の元マネージャーか?」
桐生という奴は頷きら菊谷の方に視線を移すと
「相変わらず歌は上手いね」
と言った。
「翔!いつまで見てるの!…って何であんたがいるのよ!」
それはこっちのセリフだ。
何で茅ヶ崎がこの場にいるんだよ…。
そういえば原田からさっき貰ったファイルに茅ヶ崎の事が載っていたな。
ファイルをパラパラとめくるとそのページが出てきた。
『茅ヶ崎遥はHARUKAとしてアニメの声優をしているアイドル声優だ。美香ののライバル的存在として名が広まっている。ちなみに声優をしてるアニメは深夜のアニメだ。』って最後の情報は必要無いと思うんだが…。
ていうか、この女の下の名前、遥っていうのか。そういえば、千尋がそう呼んでたな。
「ちなみに遥は僕がナンパしてそのままスカウトしたんだよ?」
茅ヶ崎が声優になった経緯は聞かなかったことにしよう。
うん、菊谷の元マネージャーがここまで下衆だとは思えないからな。
「そういえば遥は何で僕を呼んだの?」
「あ、うっかり忘れる所だった。『僕初』の主題歌の打ち合わせがあるから来いってディレクターさんが言ってたよ」
『『僕初』『僕の初恋物語』という恋愛シュミレーションゲームらしい。原田からの情報によるとゲーム研究部の田宮という人が悶え死ぬとか言いながらプレイしてるゲームらしい。』
だから、最後の情報はいらないだろ。
というか、原田から貰った資料は喫茶店で話してる時に貰ったのだが、あいつは予知能力があるのか…?というか、知っていて渡しただろ。
「じゃあまた後で会おうね」
桐生は手を振って先に行った茅ヶ崎を追いかけて行った。
そして、思ったことは茅ヶ崎は学校と口調が半端ないくらい違う。
お前もかよ。
「木戸さん、美香の方もリハ終わったから早くここを出ましょう?」
そんなに時間が経っていたのか?
あっという間だったな。

このあとにあんな事が起こるなんてこの時のオレは予想もしていなかった。

あとがき

終わり方が気になるよね。
私も思ってる。
まえがきとあとがきを付けてる説明をしてなかったね。水曜どうでしょうの真似です。
作品が始まる前のワンクッションって大事な気がするんだよね。
#終わった後も一息つけるし
そんなこんなでまた次回お会いしましょう。

#小説
#転校生はアイドル

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