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ケアマネジャー(介護支援専門員)って何をする人?

こんにちは!

【介護系社長のお抱え秘書】そうみです。

介護やるなら、ケアマネは絶対大事だよ~なんて言われます。

なんで?なんでケアマネがそんなに大事なの??

そんな介護初心者さんのための記事です。

ちなみに、普段の会話では『ケアマネージャー』と伸ばしがちですが、正しくは『ケアマネジャー』です。

正しい表記をしているだけで、業界人からは『わかってるなー』

していないと、『モグリだな~』と思われているかもしれないので、要注意です!笑


【こんな方にオススメ!】

★居宅介護支援事業所を自社内で運営したい方
★既に介護事業を行っていて、多事業展開を検討している方


ケアマネさんのお仕事

介護保険サービスを利用するためには、どんなサービスをどれくらいの頻度で利用するのか、どんなサービスを組み合わせるのか等を決めたケアプランを作成する必要があります。
そのケアプランを仕事として作成することができるのが、ケアマネジャー(介護支援専門員)です。


そして、そのケアマネジャーがいるのが【居宅介護支援事業所】となります。
この居宅介護支援事業所を開設するためには、まず事業所の管理者として常勤のケアマネジャー(介護支援専門員)を少なくとも一人配置しなければなりません。

⇒常勤換算って結局なに?という方はこちら

つまり、居宅介護支援事業所は常勤のケアマネジャーが1人でも開業することが可能です。

ただし、これから開業される場合にはただのケアマネジャーだけではできません。
『主任ケアマネジャー(介護支援専門員)』という、ケアマネジャーの中でもスーパーな方を管理者に置かないと開業できなくなってしまいました。
ですので、これからケアマネさんの事業所を自社内でやりたい!やろう!と考えている事業者さんは、必ず『主任ケアマネ』さんを見つけてくださいね。

⇒主任ケアマネジャー(介護支援専門員)って?という方はこちら

まとめ

さて、なんでケアマネさんが大事なのか分かりましたか?

え?なんだかよく分からない?


つまりですね、たとえばAさん85歳のケアプランを作ることになった場合。

ケアマネさんが、週3回ヘルパーさんを入れましょう。週2回はデイサービスに行きましょう。介護ベッドや車いすをレンタルしましょう。

というケアプランを作ったとします。

どこのヘルパーさんを使うか?どこのデイサービスに行くか?どこの福祉用具をレンタルするか?

もちろん決めるのは利用者さんとそのご家族ですが、介護初めての方々は当然どこの事業所が良いかなんてご存知ありません。

なので、ケアマネさんが紹介することが大半です。

つまり、ケアマネさんから紹介してもらえる事業所さんが強い!!ということになりますよね。

なので、ヘルパーさんの事業所やデイサービスさんも皆、新しく事業所を開設したら近所のケアマネさんにご挨拶回り(という名の営業)に行くんですね!!

これからの時代は、もっと事業所さんのアピールが進み、利用者さんやご家族の意識も高まって、ご自身でネット等で比較検討するケースも増えて行くことと思います(し、そうなってほしいです)が、まだまだケアマネさんの力は強そうです。

ちなみにケアプランって、実は自分や家族が作ることもできちゃいます。(セルフプラン)

しかしほとんどの方がケアマネさんに依頼します。

なぜでしょうか?

それは、もちろんよく分からないというのもありますが、現時点でケアプラン作成によるお金(利用者負担)がかからないことが大きいです。

ケアプランも有料化を、という声も大きくなってきていますが、ひとまず2021年4月の改定では見送られました。(3年毎に報酬改定なるものがあり、次回は2024年4月となります。)

つまり、良いケアマネさんを見つけられるかが利用者さんにとっても、事業者さんにとっても鍵になりますよー!!

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