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北欧神話ーあらすじ③

 北欧神話「エッダ-古代北欧歌謡集」から各話のあらすじをざっくりと紹介使用と思います。

 今までは神話でしたが、ここからは英雄譚に入ります。
 一気にまとめようと思いましたが、無理でしたorz
 とりあえず二話ほど「フンディング殺しのヘルギの歌1」と「ヒョルバルズの子ヘルギの歌」です。

フンディング殺しのヘルギの歌1

 シグムント王の子ヘルギはノルン達によって運命を定められます。
 ヘルギは順調に成長していき、十五歳の時に蛮族<フンディング>の王を打ち倒す事に成功します。
 フンディングの一族はシグムントに賠償を求めるが、彼は応じず、ことごとくを返り討ちにしました。
 そんなヘルギの元に一人のヴァルキリーがやってきます。
 ヴァルキリーはヘグニの娘でシグルーン。
 彼女はグランマル王の子ヘズブロッドと結婚させられそうになっていました。
 それを聞いたヘルギはヘズブロッドに戦いを挑みます。
 戦いに勝利したヘルギはシグルーンと結婚します。

ヒョルヴァルズの子ヘルギの歌

 ヒョルヴァルズ王の候にイズムンドという者がおり、その息子にアトリという者がいました。
 彼は王の第四の婚約相手としてシグルリンとアーロヴを連れ出しました。
 ヒョルヴァルズ王はシグルリンと結婚し、一人の息子をもうけました。
(アトリもアーロヴと結婚します)
 彼は名を持ちませんでしたが、ヴァルキリーの一人スヴァーヴァがヘルギという名を与えました。
 シグルリンの求婚者にフローズマルという王がいました。
 彼はスヴァーヴァ王(?)を殺し、略奪をし、国を焼き払いました。
 ヘルギはアトリと共にフローズマルに挑みます。
 ヘルギとアトリはフローズマルを倒します。
 ヘルギはスヴァーヴァに求婚を申し出ます。
 ヘルギはフローズマルの子アールヴに決闘を挑まれます。
 死期を悟ったヘルギはヒョルヴァルズ王の第一妃アールヴヒルドの息子ヘジンにスヴァーヴァを託し、決闘へと向かいます。
 そして、ヘルギは激しい戦いの末、致命傷を負います。

※ヘルギは(ヒョルヴァルズの子)ヘルギの生まれ変わり、シグルーンはスヴァーヴァの生まれ変わりであるといわれています。


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