ルーン文字
Gott kvöld!(こんばんは!)
今回は北欧神話に出てくる文字ルーン文字についてです。
神話上ではルーンはオーディンが九日間、世界樹ユグドラシルに吊られ、槍に貫かれて取得したものです。
現実には、ルーン文字は古代北欧で使われてた文字で全部で24文字あります。
北欧各所に石碑等が見つかっています。
どんな文字?
ルーン文字は基本的に「書く」文字ではなく「刻む(彫る)」文字です。
木や石に刻み付ける為、基本的には直線の組み合わせで出来ています。
ルーン文字は長い文章を書くには向いていません。
その為かどうかは分かりませんが、ルーン文字は一文字一文字に意味を持ちます。
ルーン文字とアルファベット
※PCに入ってたルーン文字を使っているので環境によっては文字化けしている可能性があります。「()」にルーン名を書いておきますので参照して下さい。
ちなみにルーン文字とアルファベットを対応させた時
ルーンに無い文字は
"C" "Q" "V" "X"("Y")
また、逆にアルファベットに無い文字は
[ᚦ(スリサズ)"th"] [ᛇ(エイフワズ)"ei"] [ᛜ(イングス)"ng"]
※ルーン文字「ᛃ(イェーラ)」はアルファベットの"J"が対応しますが、北欧圏の言語なので、発音としては"Y"が妥当です。
ルーンの刻み方
ルーン魔術は下記のように八つの要素で成り立ってるといわれており、正しく刻めば、一文字だけでも絶大な効果が得られるといいます。
「刻印」:ルーンを刻みつける。
「解読」:使用するルーンを知り、理解する事。
「染色」:刻まれたルーンを(血などの)色で染める。
「試行」:ルーンの魔力を解放する条件・その方法。
「祈願」:ルーンを司る神に祈りを込める。
「供犠」:神に生贄を捧げる。
「送葬」:生贄の魂を神のもとに送る。
「破壊」:ルーンを削る。または破壊する事によって効果を消す。
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