アイスランド語を勉強してみる-はじめに-

 Gott kvöld!(こんばんは!)

 この前の記事で書いたアイスランド語の勉強について、勉強がてら、つらつら書いてみようと思います。
 ※今回のヘッダーはみんなのフォトギャラリーを使ってみました。
  素敵な画像をアップしてくれた方、ありがとうございます。
 アイスランドで『虹』……ビフレストを連想してテンションが上がります。

 何故、アイスランド語?

 北欧神話の話(「エッダ」とか「サガ」とか)は主に古ノルド語が使われています。
 それで、古ノルド語は「古」とついてある通り、古い言語です。
 日本語でいうところの古文でしょう。
 現代文「趣深い」/古文「いとをかし」みたいな感じですかね。
 意識して使わないと見ない言葉です。
 特に「古ノルド語」なんて、我々日本人からしたら、北欧神話に興味がある人か、アイスランド史を勉強・研究している人ぐらいしかその名に馴染みが無いんじゃないでしょうか。

 そして、古ノルド語でいう所の日本語にあたる言語がアイスランド語なのです。
 ノルウェー語でもなくフィンランド語でもなくデンマーク語でもなく、アイスランド語を勉強しようと思ったきっかけはこういう理由からです。
(まあ、余裕があれば勉強してみようかなとも思いますが、多分アイスランド語(+古ノルド語)で手一杯になりそうな気がします。そうとう難しい言語らしいので)
 英語? 苦手なので必要になった時に必要なだけ勉強します(汗

 そして、アイスランド語は日本において圧倒的に知名度が低い為か、英語ならすぐ出てきそうなものでも、アイスランド語は調べるのに一苦労です。
 発音とか綴りとか。
 うちの小説でよく出る『ブリーキンダ・ベル(輝く災い)』なんか、何処探しても出ない!←たぶん、これが一番の動機。

 YouTubeで聞いた発音とGoogle翻訳もどうにも違って聞こえたりします(慣れてないからでしょうか?)
 例としていくつかピックアップすると、例えば上記の"Gott kvöld"はYoutubeで聞くと「ゴットクルット」と聞こえますが、Google翻訳だと「ゴットクルゥード」と聞こえます(以下「YouTube」「Google翻訳」の順)他には、数字の「11」は"ellefu"「アッキレヴ」「エーテェンヴゥ」 すみません"fyrirgefðu"は「フィルキャヴ」「フィーリッキャ(フ)ヴ」と聞こえます(ちなみに「すみません」は"fyrirgefðu"の他に"afsökun-in"「アフシュクニン(ごめんなさい)」、"afsakið"「アフシャキフ(ごめん)」があるそうです。Google翻訳だと全部"fyrirgefðu"になりました)

 ※カタカナだと、発音に間違いがありそうなので、実際に聞いてみる事をオススメします。

 ↓アイスランド語の無料動画

 この勉強の目的。

 上記で書いた通り、アイスランド語を勉強する事で北欧神話の造詣を深める事が目的です。
(関係ないですが、この字(造詣)、「ぞうけい」って読むんですね「ぞうし」って読んでましたorz)
 あわよくば、英語を経由せずに分かるアイスランド語なんてものもできたらいいなとか思ってます。
(だって、アイスランド語→英語→日本語って一つの言語だけでも訳し間違えたり、語弊が生まれたりするのに、そこにもう一つ言語を挟むとか、言語に凄いラグがある感じがするじゃん?←英語をやりたくない人の言い訳)

 現在の私のレベル。

 英語でいう所のアルファベットを全部覚えた子供以下です。
 全部でどんな文字があるかもわかっていません。
 アルファベットの他、アキュート・アクセント´」やウムラウト「ä(上の点々の部分)」のつく文字、Þ、ð、æ……等々、直近で見ただけでこれだけありました。
 発音に至っては混乱の極みです。
 「J」が「Y」っぽい発音(例:"ja"「ァゥ(はい)」)だったり、「L」が「T」なのか良く分からなかったり(例:"gamall","gömul"「ガンマッ、グンム(どちらも「古い」という意味)」)、「H」は発音するのかしないのかはたまた「K」のような発音なのか(例:hversu mikið「レッシュミーキフ(どれくらい?)」)
 辞書とか見る場合だったら英語以上に発音記号が大事になりそうです。
(てか、学生の英語の勉強の時、発音記号なんか殆ど見なかった気がします)

 もちろん構文も知りません。

最後に

 さてさて、この無謀なチャレンジ、我ながら何処までできるものかといった所ですが、別に試験があるわけでもないので、マイペースに進めていこうと思います。

 勉強した内容等もこうしてnoteにあげられればと思います。
(更新は不定期です)

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