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24.台湾移住計画から半年。家の査定額に驚く。

台湾🇹🇼で約10年間暮らしていた私は、
首都🏙台北の暮らしが大変肌に合い
気に入っていましたが、夫のモラハラ
に耐えるのも限界となり離婚。


日本には肺気腫で寝たきり🛌の父がお
り、当時8歳だった長女と早く帰国して
第二の人生をスタートされるよう強く
勧めたため、2012年7月実家に戻りまし
た。



あの時7歳だった次女は現在高2。
台湾も18歳成人が法制化され、彼女が
満18歳になれば、一親等の私は【依親
居留權】が取得でき、台湾で暮らしや
すくなります。



そのため、父が他界し、認知症の母と、
こんな田舎で生活するつもりはない長
女との3人になり、いずれは大好きな
台湾🇹🇼で暮らす計画を立て始めたので
した。

家屋の周囲の土地は、すでに別の規模の
大きい不動産屋に査定してもらい、売り
に出して1年半ほど経ちます。



蔵を含む家屋の査定は、西原さんにして
もらうのが初めてでした。


冷房を入れた応接間に、私と西原さん、
そして広瀬さんが座りました。




「高く売れて1,200万円、
 まぁ相場で800万円という
 ところです」

私よりひと回りは若そうな西原さんの
説明に食い入りました。


「この辺は、近隣の都市からは人気かあり
 ます。空き家や古民家を探している人は
 多いです。しかし、なんせ田舎なんで、
 安いだろう、と踏んで来る人がほとんど
 で、売り手の示す価格とマッチしないん
 です。じゃあ、安くなるまで待とう、と
 なるんで、実際なかなか成約しません。

 飽くまでも、この家や土地の査定額であ
 り、800万円よりも安くしか買い手がつ
 かない可能性もあります。」




西原さんはとても申し訳なさそうに言い
ました。



仮に800万円で買い手がついても、来春か
ら都市部に進学する長女を除く、母と私、
愛犬犬愛猫🐈が住む家が必要になるので
すから、まったく話になりませんでした。





なりすまし香港人、実は中国人詐欺師の
『黄凱』に騙しとられた910万円の重みを
重ねて思い知らされ、私は厭世観に捉われ
て、生きた心地のしない夏の日を過ごして
いました。




次の頼みは、7月19日(月)の
弁護士との面談でした。

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