見出し画像

働く現場では「身体が元気」だけではなくて「身体が”納得していて”元気」でないと続かない理由~身体ワークショップご感想

そういう個と。プログラム主宰の皆川公美子です。



最近、セッションに占めるソマティック(身体に意識を向けることで成り立つ)ワーク、
ボディ・ワーク(身体全体を使う)の割合が増えてきました。


それは働く現場に必要なの?

と問われるとしたら、

もうこれなしでは成り立たない!

と思っています。


自律神経は身体の状況を常に脳にフィードバックしています。
身体の状況とは快不快と安全か安全でないかが主な内容です。
要するにその方の身体が命を守っていくにあたってのデータを細かくフィードバックしているわけです。

自律神経のありさまが、その人の安心感を決め、その人に現れてくる言動を決めていといってもいいと思います。

詳しくこちらの記事をどうぞ。



ソマティックワークをやっていると
自分の身体との会話がはじまる人が多くいらっしゃいます。

身体の一部が怒りを持っていたり、
触れてほしくないとそっぽを向いていたり、
今まで見てくれなかったことを悲しく思っていたり、

というのがわかるようになります。

身体が社会に拒絶感を持っているのに

頭でいくら「大丈夫だ」と説得しても
身体はいうことを聞いてくれません。

それは、身体は「命を守ること」を最優先にしてくれているからなんです。

社会にいる、ということは、

人とコミュニケーションをしながらものごとを動かしていくこと。

だから働く現場では「身体が元気」だけではなくて「身体が”納得していて”元気」なことが必要で、

さらに言うと、グレーな状況を持っていたり、
不快に耐える身体の耐性領域が広がっていることが必要です。


驚くかもしれませんが

身体は頭とは違う意志を持っているんですね。

それはたくさんのクライアントさんが毎回毎回、教えてくれたことでした。

先日も6名のみなさんと身体ワークショップを行いました。

自分の身体を丁寧に感じていくワークや
自分のテリトリーや境界線を感じていくワークのなかでは

ご自身の対人緊張や、不安感についてもお話くださる方がいらっしゃいました。

「ああ、わたしはそういう神経パターンを持って、幼少期をサバイブして生き抜いたんですね」

「怒りで生きている人生からもっと平和な人生にシフトするってできることなんですね」

「自分を責める言葉は、そうか、ここにあったんだ」

身体をさすりながら語ってくれる姿を見ていると、

身体ともう一度仲良くしながらお互いに100歳まで生きましょう!と心から思います。


身体ワークショップのご感想(掲載許可いただいたものです)

ワークショップ開催後、6名の皆さんと一緒に駅に戻りましたが、皆さん温かく初めてお会いした感じがしない方ばかりでした。このつながり感はすごいと改めて思いました。
ワークショップ内では、1つひとつのワークの参加者の感想に皆川さんが寄り添ってくださり、少人数のため個別に近いセッションに加えて、グループ共有の強みが合わさったような濃密な時間でした。
自分のことだけでなく、参加者の感じ方、表現の仕方から、更に学べたという感じです。自分はこう一緒で、こう違うのだと、鏡に写された感じです。
体内を感じていくワークでは、明らかに終わったあとに心が元気になっているように感じました。
拒絶のワークでは、普段口にすることのない自分のネガティブな体感覚を表現することで(→場の安心感があったせいか、なぜかとても落ち着いていました)自分の神経パターンのヒントが分かりました。あ、私が人を避けてしまう理由、ここにあったのだと。
また今の家族(夫と子ども)が、私の心の安全基地になっていて、身近な人にはノーを表現することができているのだと、帰宅途中に気づきもありました。
皆川さんに肯定し、励ましてもらったことで、帰宅後も不思議と「これでいいんだ」と安心感が続き、不思議ですが私の安心と連動するように子どもも安心しているように見えます。(皆川さんがおっしゃった神経の連動ですね!)
これまで自己流(ヨガなど)で、自分自身を落ち着かせる工夫はしてきましたが、改めて皆川さんの圧倒的な知識量と、多くのHSPさんと接してこられたその裏付け、納得感に、これからもプログラムやセッションを続けて受ける必要性を自分自身が感じました。
何よりも楽しかったです!
(K.Nさま)

対面講座は、やっぱりいいです!
わかってることが、体感ワークでも出てきました。言わなかったけど、頭に虹がかかりました。
(Y.Kさま)

本当に参加出来てよかったです。
体からのアプローチを分かりやすく、実践的に学べたことがよかったです。
人数も6人でちょうどよかったと思いました。
他の方のお話を聞けて、それが自分にも重なる所があり、グループのよさも体感できました。
皆川さんの雰囲気と場が、あまり緊張せずにいられました。(皆さん、HSPさんだから安心かもと思っていました)
1人1人に対してのアドバイスまで頂けて、貴重な時間でした。本当にありがとうございました。
(M.Sさま)

少人数イベントはLINEから先にご案内します。
身体ワークの会は、即日満席の人気イベントなので、ご興味のある方はご登録ください。


はじめましての方も、お待ちしています!!

<皆川公美子 プロフィール>6,627名(2023.8現在)のHSPの相談にのってきた。340回以上のHSP講座実績。<保有資格>・国家資格キャリアコンサルタント・Gallup認定ストレングスコーチ(強みの専門家)・TRE(トラウマ&テンションリリースエクササイズ)国際認定プロヴァイダー →ボディワークキャリア・デザイン学会正会員  自身もHSP /アーロン博士のHSPチェックリストは24/27。    

「HSP・HSCの能力を社会につなぎ多様性のある社会を創造する」をミッションとする、(株)サステナミー代表。
https://www.sustainedme.com/ 
 
 「HSP強みdeワーキング〜洞察系・共感系・感覚系」2023.3上梓
HSPが生きづらさから脱却し、強みでその能力を社会に還元するための著作。https://onl.bz/8XGTVyc

HSPが自律神経と強みアプローチで持続可能な働き方を見つけるプログラム「そういう個と。」を2022年より運営。 マインドと自律神経(身体)技術を働く現場に応用した日本初のコース。(当社比)により、これまでに100名以上が、心身のすこやかさを保ちつつ、自分らしく自分を活か術を身につけるコースを体験し、より良い転職や生きづらさの手放しが起こっている。
https://souiucoto.com/

金融やCRM業界の企業やビジネス大学院など働く現場でHSPや自律神経の講義に登壇。北海道から長崎まで、日本各地の教育委員会主催や後援の数々の研修に登壇。身体と心のつながりの知識が就労現場にも必要であることを提唱している。

<全国の教育委員会や任意団体へのHSP啓発・サポート講座ご提供>
【教育・子育て分野】静岡県言語 ・聴覚 ・発達障害教育研究会、静岡県養護教員研修会、静岡市通級指導教室研修会、東京目黒区養護教員部会・川崎市通級指導部研修会・神奈川県平塚市教頭部会研修会、大阪枚方市教育委員会 滋賀県長浜市社協主催 他 / 青森市、千葉県浦安市、京都市、埼玉県上尾市&川越市、長崎県諫早市&大村市、滋賀県長浜市、金沢市、船橋市、群馬県高崎市、静岡市他感性キッズ  サイト (HSC子育て)    https://kanseikids.com/
【企業研修】金融、建築、CRM、ビジネス大学院 等
【キャリア・デザイン学会】2023年第2回キャリア・デザインライブ

感受性が強く、敏感な人たち~HSPについて考える 登壇働く現場の専門家ながらトラウマ心理や神経生理学についても5年以上のトレーニングを受けており、毎月カンファレンスやスーパーバイズを受け、ブラッシュアップを続けている。<セラピー分野の研修実績>・神経自我統合アプローチ入門編・・神経自我統合アプローチ基礎編・神経自我統合アプローチ実践編・神経自我統合アプローチ応用編 修了 (浅井咲子先生)・神経インテグレーション 〜発達性トラウマセラピー 修了 (浅井咲子先生)・タッチ紹介レクチャー(浅井咲子先生)・拡張版コンテイナー・テクニック (福井義一先生)・複雑性トラウマの親子へのトラウマ療法(淵野俊二先生)・子ども臨床におけるアセスメントとトラウマ(重野桂先生)・ポリヴェーガル理論1日講座(津田直人先生)・自我状態療法入門WS(福井義一先生)・ボディ・トランスWS 3日間(自我状態療法の権威 南アフリカ ヴォルテマーデ・ハートマン博士) 毎月3〜7時間(臨床心理士や精神科の先生方とのトラウマ勉強会を現在も継続中)・TRE(トラウマ&テンションリリースエクササイズ)国際認定コースモジュール1モジュール2モジュール3 修了・スーパーバイズセッション毎月 1〜2回 (自我状態療法の先生またはTREのトレイナーの先生より)研鑽を続けている。









<お知らせ>
10月始まりのそういう個と。プログラム9期生の募集が始まりました!

グループセッションは
10月24日の午前10時から始まります。(3h)

平日火曜日の午前クラスです。
※12月のみ水曜開催となります
10/24、11/21、12/20、1/23、2/20、3/19
10-13時(最終日のみ14時まで)


■人間関係のお悩みが絶えない方
■自分の中に何か怖すぎる部分があるなとお感じの方
■疲れすぎると思っていらっしゃる方

どうぞご参加ください。


▶▶そういう個と。プログラム9期生 詳細・お申込みはこちら


これまでの「そういう個と。」プログラム修了生の声





<HSP強みdeワーキング〜洞察系・共感系・感覚系>


HSPを才能と捉えてこんな見方をすると、シゴトが開けていく。
ワークや実例がたくさん載った代表皆川の著作。



◆そういう個と。公式LINE
少人数のイベントなどはこちらで優先的にお伝えしています。
出版の裏側モノガタリも連載しました。LINE登録でお読みいただけます。
〜サクラと転んだ坂道と



みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!