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ぼんやりのメソッド|”先悔”(せんかい)のススメ  ①

こんにちは、souiです。

前にも同じようなテーマで書いたことがりますが、これは”出来ない私”から”出来る誰か”への委任状、言い換えれば「海を漂う手紙入りの瓶」みたいな記事です。読んだ誰かにインスピレーションが湧いたり、今抱えている問題のヒントになったりすればいいなと思いますし、逆に呆れて『こういうことを考える人になっちゃダメだな』と思ってもらうのでもありがたいです。誰かの頭に残れば。

「恥の多い生涯を送って来ました」

ほんとだわ。

というのが太宰治『人間失格』の冒頭のセリフを読んだ私の思いです。「恥ずかしい」と「悔しい」のどちらも大変多い人生でした。
そして割と現在進行形です。

上手くいかないこと、ひいては自分を信じられなくなるほどのヘマが多すぎました。なまじ人からは「出来そう」と思われる分、受けるダメージが大きいのです。

思い返すと、取り組んでいることが酷い結果になる時というのは、『対応力不足』ではなく『準備不足』が原因だったことがほとんどです。
そしてその準備不足体質をずーっと改善せずに過ごしてきたことが、何より悔やまれる、そして何より恥ずかしい過去なのです。


我思う、「後悔先に立たず」は大嘘だ と。

私だけではないと思うのですが、
『自分が「これからすること」或いは「しないこと」が、今後どんな風に展開していって最終的にどんな風に『うまくいかない』状態になるのか』までを、人はイメージできるものだと思うのです。だって成功シーンを思い浮かべることが出来るのですから。
キックオフミーティングの時は、関係者皆で祝勝会をしているところを、コートに立つ前には華麗な個人技と大量得点を取り、ガッツポーズしている自分を思い浮かべることはとても簡単です。

成功をイメージすることで上がるパフォーマンスはあります。同時に失敗をイメージすることで上がる能力がある気がするのです。


先悔 = ”逆”ビジュアライゼーションのすすめ

私の提案は、どうせなら、悔いは先に立てましょう です。
タイトル通り、”先悔”のススメ。

『後悔先に立たず』は『立てられず』とイコールではないはずですから。

これは『〜が出来ない自分』を思うのではありません。
『〜が出来なかったために後悔している自分』を思い浮かべて、“変えるべき結末”に設定するのです。

名前はなんだっていいと思います。
Positive Despair でも Constructive Pessimismでも構いません。
大事なのは「どうせできない」を正しい準備に変えることなので

①「やらなきゃよかった」を書き留めておくこと
②「やればよかった」をTo Doリストに加えること 

大きくこの2つかなと思います。


(続きます)

☆出来れば次回は
・“先悔”を取り入れている人がいた
・悔いることは燃料になるか 
・『あなたのヒーローは誰?』に対する“これから”の答え

このあたりを書いてみたい

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