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写真という魔法にふと憧れて

カメラマンさんと一緒に働くことがありました。

おおきなカメラをもち、照明器具や背景板をセットしてパシャリパシャリと。撮った写真が次々に接続されたパソコンに表示され、それをみた僕は思わず「すごい!かっこいいですね!」と言葉が漏れ出しました。

写真は目の前の景色とは違うという、至極当たり前のことに気づき夢中で撮影をみていました(自分の仕事やれ)
こんなカッコよくなるなんて、きっと撮ってもらう人も嬉しいだろうな。

その日僕は、カメラマンという仕事を「シンデレラにガラスの靴とかぼちゃの馬車を与えた魔法使い」のような仕事と認識しました。

そして、ミーハーな私はというと

「安西先生!写真を撮りたいです…」

ふと、カメラが自室に眠っていることを思い出しました。
OLYMPUSの「E-PL1s」大学の進学祝いに、親にねだって買ってもらった代物です。

進学して、京都で初めての一人暮らしにウキウキしていた僕は、街並みを撮りたいなとか単純にカメラのレンズの付け替えや見た目のガジェット感に惹かれたのでした。

けれどもそのカメラはあまり陽の目を浴びることなく眠ってしまいます。
難しかったというのもありますが、それよりTwitterなどのSNSが流行ったことが大きかったです。
パッと撮ってSNSにあげられる手軽さ、最初はペンで撮ってスマホでも撮ってとしていたのですがだんだんスマホ一本になっていきました。

「そうだ、久々に写真を取りに行こう!夏だし緑と青を…」
バッテリーを充電して目指すは吉祥寺。

井の頭公園についてパシャリと1枚

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え!すごい!フリー素材みたいな写真とれた!楽しい!
めちゃくちゃサムネになってそうじゃないですか?今回の記事のサムネに決定です。

井の頭公園といえばアヒルさんのボート!

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一眼っぽくボケている気がする…もっとボカしたいならレンズを変える必要が出てくるのでしょうか?

絞りとかシャッタースピードとか、難しいけど色々いじってみよう。

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おーなんかカッコいい!

そういえば、緑ばっかで青とってないぞ?

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よし!

カメラを持って出かけるってこんなに楽しかったんですね。
そう思えたのは僕が写真をとることを魔法だと考えるようになったからです。それまでは記憶の保存というイメージでした。

魔法と考えると、そのあとの加工もセットで楽しめました。
せっかくフォトショ使えるようになりましたからね。

というわけで、ふと新しい趣味に目覚めました。
目標は2つ。「鮮やかで綺麗な風景を撮れるようになる」「自分の好きな人たちを最高にカッコよく、可愛くとる」
そのために、少しずつ頑張っていきます。魔法使いになるぞー!

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