【書評】「なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?」「まんがでわかる 7つの習慣」

【書籍】なぜ世界のお金持ちの35%はユダヤ人なのか?


結論、得るものは少なかった。書店ぶらり中に帯の「マーク・ザッカーバーグ」に反応してしまいタイトル買い。聖書の引用と著者の解釈と著者のビジネス宣伝も兼ねたような内容。特にIT長者についても詳しく記載している訳でもなく、「タルムード」的な原理原則を期待していた自分にとっては緩い内容であった。

本書とは直接関係は無いのだが、民族に伝わる雰囲気としての宗教感は、人々の行動の原理原則の一部をなしているように思う。
例えば、お金に関して「投資の概念」「無いことは罪」的な教義ある旧約聖書と、「色即是空」を説く仏教典では、それを受け入れた人々の歴史的行動が異なってきたのは必然かと思う(イスラム圏と中華圏は不勉強です)

【書籍】まんがでわかる 7つの習慣

七つの習慣を理解する上で一番大事なことは、インサイドアウト。「問題はいつも自分の中にある」と認識すること。詳細については本書を読んでいただきたいので、7つの習慣のお題目のみを。

1、主体的である
2、終わりを思い描くことから始める
3、最優先事項を優先する
4、WIN-WINを考える
5、まず理解に徹し、そして理解される
6、シナジーを創り出す
7、刃を研ぐ

4年ほど前に読んだ原書の訳書はなかなか読み応えがあったのだが、マンガ版はエッセンスが良くまとめられた絶対良書。個人的には学校の道徳のカリキュラムに入れて欲しい内容。
久しぶりに「七つの習慣」に触れてみた感想は、公的成功と定義される4、5、6の習慣については習慣化できていない部分についての気づきも多く、近々の行動に対する良い振り返りとなった。




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