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雅楽に敷居とか年齢って関係あるの?

こんにちは。山口です。いつもご視聴ありがとうございます。

という感じで本日のお題は、

雅楽をやるのに敷居や年齢って関係あるの?

というお話をさせて頂きたいと思います。

というのも結構聞かれたりするんですよね。

「私みたいに一般で働いてきた人間ですけど、やっていいんでしょうか?」

とか

「僕まだがくせいだけど、できますか?」

とかね、結構今でも言われたりするんですよね。

「敷居が高くて、手をだしづらい」

小学校とかで演奏をする際も、学校の先生とかが

「雅楽は敷居が高くてめったに見れないものなので、しっかり目に焼き付けてましょうね」

などといいますが、昔はそうだったかもしれないですが、


今は正直誰でもできるっていうところまで徐々にではありますが


なってきているんですね。


今日は雅楽に敷居と年齢は関係ないという話しをさせていただきたいとおもいます。

なぜ関係ないのか?今日は4つあげさせていただきます。

1, どの年齢でもすることができる指使い・息づかい


まずはなんといってもここですね!。

西洋音楽や今の邦楽とかってまあ指が早い早い・・・

現代曲なんか龍笛で吹いたときなんかいつもの十倍以上は間違えます。だってゆびづかい早いわ、雅楽には出てこない指使いおおいわ・・・・

でも雅楽の楽曲は基本的にゆったりとできている。

それも大きな強みでもありますが、

そのおかげで、音を鳴らすのと、

音を持続させてる体力さえ多少つけることができれば、

どの年齢から始めても全然やることが可能だったりするわけです。

こんな感じです。

例えば学校とか以外で僕が講師にいっていたところでは、

講師である僕が最年少なんてことは結構あるんですよ。

回りは自分より一回り、二回り上の方、

自分の親世代を教えてるなんてことも最近では日常茶飯事です。

それくらいどんな年齢も雅楽を始めて、

ある程度上達することも容易くなってきました。

まあ容易くといってしまっては怒られる!かもですが・・・

それでも一時に比べればご高齢の方でも雅楽を習うこと、

練習することは全然可能なわけです。

65歳くらいから雅楽をはじめ、

70歳あたりで雅楽会を結成した方なんかもいたりするわけです。

そう思うと、年齢に関してはやる上では問題にならないのが

雅楽だったりもするわけです。

とはいえ、雅楽の講師をしたい!演奏家としてやりたい!

というのであれば、早いにこしたことはありません。

僕がこうやって講師や演奏活動ができている背景にはやはり、

途中でやめたこともありましたが、

大方小学生の頃からやっていたというのは自分の中で大きな

財産になっています。

卒業後に講師として講習会での講師活動や、

高校で教える機会などを経て今活動していることから、


そういった意味でも将来雅楽の講師や演奏をめっちゃしたいんや!

という方については若い頃からやることをおすすめします。

まあでも20代から始めるだったら、

4,5年本気でやればその領域にいくことはできます。

年輩の方々からすればそこまで求めている方はいないかもしれませんが、

今後自分も老後に演奏活動をしたいという方は、

参考にしていただけたら思います。

2, 民間の団体の発展

次にあげるのがここですね!近頃は団体はオワコンだー!なんか言っている僕がいうから矛盾しているかもですが・・・

実は昔は宮内庁しか教えることができなかった時代だったんですね。

だから宮内庁に習うというのが大きな肩書きになった時代、

そして宮内庁が雅楽でプロということができる資格をもっていたわけです。

しかし、それは昭和・平成を経た中で時代は変わっていっているわけです。

民間の雅楽団体の奏者が著しく上手くなってきたことが背景としてあります。

今では東京芸術大学卒天理大学雅楽部卒など、各団体の方にしても、

この辺の方々というのは年を重ねる毎に上手い若手というのが

増えている状態です。

中には大学で部活動をやっていない子なんかでも、

技術がある子というのは、更に増えていっています。

実際僕が主宰している天理若手雅楽会なんかでも、

学生の頃の自分なんかとは比べものにならないほど上手な子が多かったりするんですね。

昔は高いお金を払ってでも宮内庁に習うが基本でした。

というのも、教えられる人が宮内庁しかいなかったからです。

それが宮内庁に習った人等もどんどん講師として活動することも増えていきました。

その伝承されたものは、どんどん民間の団体にも行き届き、

民間のレベルがかなり高くなってしまったことは大きくあるでしょう。

それにより、関東以外でも雅楽を教えることができる人が増え、

その人等が団体を結成したり個人で活動することで、

現在そんなに高くない会費で、

場所によっては完全無料で雅楽をすることができるところだってあったりするわけです。

その結果、皇居で年に2回聞ける非常に敷居の高いもの、そうイメージされることも多いわけですが、

今では全国的にも雅楽の演奏会を聞くことができれば、習うことだってできる時代にもなってきました。

今後この流れというのは更に大きくなると思われます。

その理由は3,4に直結していくわけですが、

ここまでで多分年齢と敷居という部分は非常に低くなってきたことでしょう。

さあそんな中まだまだいきましょう!

ここまででもかなりのイノベーションが起こっているわけですが、

ここからは更に年齢と敷居のレベルが下がってくる、

令和のイノベーションが現在幕開けされている時代になってきました。

3, 動画市場の発達によっての無料化での学習


これは個人的にも、大きなイノベーションになる1つだと思います。

だからこそYouTubeを本気でやろうと思ってやっているわけですが

これまでは直接、講師のセンセイに習うというスタイルが通例でした。

動画で買うとなっても、結構な値段したからです。

てか動画で習うとなると、

テレビやビデオ機材などがあるところでしかできなかった

時代もあったわけです。

しかし、今はどうでしょう?

みなさんもYouTubeを見るときはテレビでみていますでしょうか?

たまにパソコンで見ている方も多いかと思いますが、

大方は「スマホ」が多いかと思います。

いつでもどこでも、

YouTubeを開いたら雅楽を学ぶことができる時代がやってきてしまいました。

今後は5Gの普及やVRの普及も考えれば、更に雅楽を学ぶことができます。

しかも、無料ですよ!(もちろん広告を見る時間は生じてくるわけですが)


こんなこと僕が小学生の頃では考えられない時代ですね。


そして最近では、ご年輩の方もYouTubeを見る機会も大分増えてきたかと思います。

山口創一郎の雅楽ちゃんねるも、

最初は若い人らがほとんどでしたが、今では年輩の人だけで半数以上を占めているちゃんねるです。

そういう方々もこういうツールになれてきたことにより、

更に動画で学習するスタイルというのはおおきくなり、

年齢も敷居というレッテルも解消されていくだろうとみています。

そして、これに追い打ちをかけるように出てくるのが

4, オンラインの普及

きました!オンラインです。

動画だけでも正直全国・世界で雅楽を習いたい人を後押しするというのに、

この新型コロナの影響で「オンライン」が更に普及してきました。

まだ機材やネット環境の影響、

そして音を出す上から近隣がある人等にはちょっと難しい人も多いでしょうが、都心部の方では地方移住される方も増えてきました。

誰も周りにいないところでオンラインで習う時代が

到来してきているなと感じているわけです。


現在山口もおかげさまで、まだ関西は直接お稽古をつけている方も多くおられますが、

今では関東・中国地方、そして香港の方とオンラインでレッスンをつけさせていただいております。

日本だけではなく、世界で講座を開く、雅楽を教える機会を作らせていただけることができております。

オンラインの普及はまだまだこれから更に大きくなると見ています。

現在はZoomFacebookメッセンジャースカイプに、ヤマハの合奏アプリの「SYNCROOM」を使うと対面でやっているのかと錯覚するような状態でお稽古ができていますが、

今後は5GとVRの発達を考えれば、更にオンラインでお稽古をする機会だって普及していくかとみています。

そうなれば敷居は更に低くなり、

この辺は年齢はパソコンの使い方とかを考えると年輩の方への普及が難しいところですが、

将来的にはほとんどがそれにすることができるなと見ています。


講師が全国に1人いれば、

日にちと時間さえ合わせることができれば

ネット環境を整えるだけで全国各地・世界各地で雅楽を教えることができるわけです。

とはいえ、まだ遅延があるので、教えるとなると制約もちょっとはありますが、

それでも今後敷居が下がり、年齢も関係なくできるようになるのは間違いないでしょう。

YouTubeだけで舞楽の舞手を覚えた小学生だって現在はいます。

こうやってみると、将来どうなっているか更に楽しみになってきますね。

というわけで本日のまとめに入りましょう!

本日は雅楽は敷居と年齢関係あるのか?

ありません!

というお話をさせていただきました。

1, どの年齢でもやれる指使い・息づかい
2, 民間の団体の発展
3, 動画市場の発達によっての無料化での学習
4, オンラインレッスンが更に発展

という感じでいかがでしたでしょうか?

もう僕等はこういうところに到達しています。

だからこそ、今起きているテクノロジーやプラットフォームを使い倒していくからこそ、

雅楽は今後更に発展していくと僕は見ています。

だからこそ、できることは一番ノリで今後ともコツコツやっていきたいと思います。

それでは本日はここまで!ご静聴、ありがとうございました。

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雅楽演奏家しております。現在は一つの団体には属しておらず、雅楽の自由な活動を展開しております。天理若手雅楽会主宰、うたまいのつかさ奏者、その他団体などで講師などもしています。

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コメント (1)
面白かったです
雅楽の世界も変わってきているのですね
東儀秀樹さんくらいしか存じ上げなかったし(^_^;)
現状教えていただいてよかったです
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