見出し画像

【週プレ】キン肉マンネタバレ法的措置は王者の思考【ジャンプ+】

コモのサービスを利用した大規模な銀行口座不正アクセス、次期首相最有力候補が消費税増税を表明、と激震が走った中でタイトルの通りキン肉マンとジャンプ+連載作品がアンタッチャブルな存在となった。これが全部同日にニュースになるってすげぇな

なぜこんな騒ぎになったかは下記リンクのブログにてわかりやすく説明されている(というかキン肉マンって9年も連載してたんだ・・・)

まぁ丸投げもあれなのでざっくりまとめると
・元々9年間はネットで無料で読めてファンは盛り上がってた
・ゆでたまご先生も肯定的な発言をしていた
・紙面連載復活した際にゆでたまご先生がスクショは目に余る控えろと発言
・ファンはそれに素直に従う
・今回ネタバレもやめろ&法的措置検討と発言→物議を醸す
・そもそもネットで盛り上がってて復活したのにネット捨てるのか(困惑)
・ジャンプ+も同調 他作品にも波及
・9年間盛り上がってたのは迷惑だったのか、と失望する声も
・5分で消費されるのが寂しい※漫画1話なら5分が適量なんじゃ・・・

まぁ前置きはこれくらいにして、じゃあこの記事はどんな事書くんやということになるが 集英社およびゆでたまご先生の視点でなぜこんな事になったのかを推測していく。当然ながら筆者は集英社関係者でもなければ、ましてやゆでたまご先生関係者でもないので事実とは異なることも多数あると思う。


1.集英社

今回の騒動はweb版週プレこと「週刊プレイボーイNEWS」とジャンプ+こと「少年ジャンプ+」がメインなのだが、根幹の問題として大本の集英社の方をメインにしていく。

そもそもの問題として、なんで集英社が時代錯誤かつ盛り上がりに水を差したり、盛り上がったファンを切り捨てるような行動をとったのかというと集英社が王者だからである。

集英社が王者とはなんぞや?と思うかも知れないが、集英社は漫画を扱う出版社としては実は世界No.1であり、また出版社のくくりとしても世界トップ10に入るか入らないかくらい、言ってしまえばピラミッドの頂点。

それもただ頂点というわけではなく 小学館 講談社 角川書店(現:KADOKAWA)よりも後発ながら追い抜いていった立場での頂点。

失われた30年と呼ばれる平成から長く続く不況でもめげずに走り続けた。むしろ伸ばした。

会社の空気が一般人はおろか競合他社とも違う。自分達のやり方が正しいという絶対的な自負がある。

そういうところが今回の騒動の根幹にある。

まぁさすがに今までキン肉マンやジャンプ+を肯定的に感想を書いてた人間が相次いで苦言を呈したり 感想が単純に面白かっただけしかでなくなったのでフォローしようとしてたが・・・


2.ゆでたまご先生

ゆでたまごとは嶋田隆司・中井義則による漫画家ユニット。・・・そうなんだ(今回調べて知った)。今年度60歳となる。意外と若い

1978年に入賞 翌1979年に週刊少年ジャンプでデビューが決まる。 つまり高校在学中にジャンプ入りを果たしたということとなる。

アニメ化を果たしたりキン消しが社会的ブームになるなどをしたが、連載終了後は、別分野の作品思うように伸びず集英社からも冷遇される冬の時代となり、一時的に角川にうつる。そこでマッスルリターンズという後日談というべき作品がヒット。再び集英社(週刊プレイボーイ)にてキン肉マン2世がスタート。

その後、週プレNEWSに移り、2011年11月からキン肉マン新シリーズがスタートし2020年8月週刊プレイボーイでの同時連載がはじまる。

キン肉マン終了からマッスルリターンズまでの間にやや苦戦しているものの、現役高校生から60歳になる今年まで走り続けた鬼才であり、そのプライドは相当のものであると予想できる。

加えてそんな鬼才が一般人や、成功している程度の作家と同じような感性を持っているとも考えにくく というか同じ感性だったらここまでの成功がないので

オレ(達)の作品はこう楽しめ という考えになっても何ら不思議ではない。

集英社とゆでたまご氏による 言ってしまえば王者・成功者としての立場が一般人との違いでこんなことになってしまった。


3.余談

 ちなみに今回の件で苦言を呈したり、クレームいれたり、見限って離れてる人とかをけっこう見るが。ぶっちゃけ大手企業や成功者ってそういうもんよ。とちょっと冷ややかな目で見ている。別の避難場所探しても何かやらかしてるし、別の作家もはっきり言って一般人とは違う感性をもっている。

 ただ凸する際は上述したように相手のバックボーンや視点を考慮して、相手をリスペクトした上で自分の要望を伝えたほうが平和かつ、自分が思う通りにいく可能性があがると思う。


ちなみに、筆者がキン肉マンについて知ってること(この記事を書くにあたって調べる前)
・キン肉マンという主人公がいる
・宇宙人?
・何か小さいセコンドがいる
・ウォーズマンという回転するやつがいる
・キン肉バスター
・二世の声優がヤング(小野坂昌也さん)
・ミノワマン
・キン肉マンの格好をしたファイターがボブ・サップ選手に負けた



面接時に「遊ぶ金欲しさに」と言いたい人生だった。