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「コスメと無縁アラフォーがつくるコスメ」最終局面!最終決定した処方全成分を発表!

これは、コスメと完全無縁生活を送るアラフォーが、コスメを企画・開発する過程をつづったものです。

肌刺激に弱いため、コスメを使うことに臆病になり、その結果アラフォーでもいまだ「コスメと無縁」の私。
こんな私がなぜコスメを企画・開発することになったのか?

私は島根県にある「湯の川温泉」の旅館に生まれ育ち、現在は温泉ソムリエとして旅館で仕事をしています。
美肌県としての誘客推進を進めている島根県の事業として、「湯の川温泉」の温泉を使用したオリジナルコスメを開発することが決まり、なんと私が担当することとなったからなのです!

★ここまでの開発奮闘記はこちらです。

ついに最後の試作品、第三号が到着!

試作品第二号の感想を以下のようにまとめてメーカーへお伝えし、さらなる試作品が到着いたしました!

【試作品第二号の感想まとめ】
◎基本的に商品化してもいいと思える納得の出来である。
◎口の周りなど皮膚の薄い部分のピリピリした刺激が気になるので、抑えることができないか?

総括して、前回の試作品よりずっと良い使用感でした。

「コスメと無縁アラフォー」がつくるコスメ。試作品第二号が完成!
より
試作品第三号が到着!!

島根県の補助事業となっているため、コスメの完成時期には厳重な期限があります。
これ以上の試作は時間的に無理そうとのことで、この第三号が最後の試作品となりました。

「これで最後・・・」

第二号の段階で、私以外のメンバーは商品化に合格点を出していました。

「もし、第二号の方がよかったとなれば、第二号の処方で決定しよう。」

そう思って試してみた結果は、はてさて、どうだったでしょうか?

最後の試作品の使用感まとめ

試作品第三号は、第一号、第二号と全く同じメンバーに今回も使用してもらいました。
結果、全ての人が今までで一番良いという感想でした。

第二号と第三号の大きな違いは、角質細胞増殖促進による創傷治癒作用のある、「アラントイン」という物質を処方に入れたことです。

試してもらったメンバーで、基本的に多かった意見は、
「第二号も第三号もよかった!
ただ、二つを比べてどこが違うかと言われても、正直具体的にはわからないかも・・・
でも、感覚として、使用感は一番優しい気がする」
という感じでした。

第二号と第三号の違いが具体的にあると感じたのは、私とサロン経営者の方でした。
(ちなみに2人とも敏感肌です。)

【40代 女性 敏感肌】(スパサロン経営者)

◎今回新しく入った成分(アラントイン)も良いと思いますし、肌への刺激もなく、使用感も良かったです。

◎ベタベタ感も気にならなく、肌にスーッと浸透していく感じで、ちょうど良い保湿効果ではないかと思いました。
万人受けもすると思います。

⇒肌への刺激がなくなり、また前回指摘されていた、「保湿力がやや物足りなく感じる人もいるのでは?」という点も改善されているようです。

【私の感想 30代 敏感肌】

◎前回のマスクだと口の周りの刺激を感じたのですが、今回は刺激は全く感じませんでした。

◎季節柄、また仕事柄水仕事も多く、手荒れがひどかったのですが、美容液が手荒れした手についても全く染みませんでした。
そこで、ためしに、手に美容液を塗って寝たところ、次の日手荒れがとてもよくなって、本当に驚きました。
新しく入れていただいた成分(アラントイン)のお陰かもしれません。

⇒本当に手荒れがひどい時って、ハンドクリームすら染みますよね?
(私はハンドクリームはもちろん、乳液や、赤ちゃんクリーム、なんでも染みてヒリヒリ!)
この時の私はまさにそんな状態でした。
でも、このパックの美容液は、ひどい手荒れに付着しても、まったく染みなかったのです。
本当にこれにはびっくり!

試作品第三号で、めでたく処方成分決定!!

「第三号で決定しよう!」
そう決めるには、迷いはありませんでした。

これで、手探りで始めたオリジナルフェイスマスクの処方成分が、ついに決定しました!

メーカーの方には、素人感覚でわがままをいろいろと申し上げ、本当にご迷惑おかけいたしました。

何も知らない私に、真摯にご対応いただき、たくさんのご協力をいただきましたことに、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。

「コスメを使うことができないぐらいの超敏感肌の私が、自信も持っておすすめできるコスメ商品を作りたい!この点は妥協したくない!」

この思いが達成できた商品が出来上がったと自負しています。

最終決定した処方成分発表!

試作を重ねた結果、第三号で最終決定となった処方の全成分を【初】公開します!

[全成分]

出雲・湯の川温泉水、グリセリン、BG、トレハロース、コハク酸ジエトキシエチル、アミノカ プロン酸、キサンタンガム、グリチルリチン酸2K、メチルパラベン、プロピルパラベン、PEG-60水添ヒマシ油、アラントイン

ここで、「あれ、お肌に優しいというなら、防腐剤無添加じゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。

私も、はじめは「防腐剤無添加が良いのでは?」と考え、メーカーにもお願いしましたが、お話をいろいろとお聞きするうちに、「防腐剤だけが肌への刺激になるわけではなく、防腐剤を無添加にすることによって、結果それに代わる別のものを添加することにつながり、肌へ刺激をもたらす場合もある」ということが分かりました。

試作を重ねながら、「防腐剤無添加にはこだわらず、防腐剤の種類と量を減らすことで、防腐剤の利点を活かしたまま、とにかく肌刺激を軽減することに徹する」という方向に考えを変えました。

今後の方針について

さて、いろいろな思いの詰まったこの商品の良さをどう伝えていくか。
さらに購入していただけるにはどうしたらよいか?
さらにさらに、永く使っていただけるには、どうしたらよいか?

これも、とても大事で、とても難しいことです。

さて、これからは、開発から次のステップに切り替えて、思考を進めていきたいと思います!

また、前回のnoteでもふれたように、今回は、Instagramのフォロワーのお声をもとにロゴデザインを決定させていただきました。

今後もいろいろなお声を参考にしながら、コスメ販売を進めていこうと思っています。
新しいお知らせもストーリーズなどで上げておりますので、ぜひ公式Instagramフォローもよろしくお願いします!


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