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きょうの聡太くんとヘドロ飼い主 2023/1/10

 きのう王将戦で藤井聡太先生が勝たれた。すごいことだ。藤井聡太先生がデビューした当初は、逆の立場のタイトル戦がそう遠くなく行われると想像していた。その遥か上を行く藤井聡太先生はすごい人だ。しかし勝者の罰ゲームでウサ耳をつけていたのは……なんというか……ねえ……。
 ウサ耳の羽生先生もちょっと見てみたい気もする。羽生先生はウサギと暮らしておられるひとなので、もっとリアル寄りになるかもしれない。
 そんなこととは関係なく、我が家の猫である聡太くんはきょうも荒ぶっておられる。UNKOをビニール袋で拾って、ついでに薬の分包紙だとかを入れて捨てておいたら、ゴミ箱からはみ出していたらしく聡太くんは自分のUNKOの袋を引きずり出していた。
 基本的にかわいいから許されているのだが流石にこれは意図がわからない。何がしたかったのだろう。
 きのうは神棚によじ登って人間界を睥睨していた。人間がインスタント油そばを作っているときは様子を見に行って結果ケージに入れられていた。毎日毎日悪いことばっかりする。
 元気なのはいいことだし巨大化するのもいいことなので、あまり悪いことをしても叱る必要はない、というか叱っても意味がない気がする。「ふーん」で終わるからだ。

「どうも、いけめんです」


 連休というのはどうも曜日や日付けの感覚が狂っていけない。
 きのうの夕方、通販したリュックサックが「9日に配達予定」となっていたので、あ、明日くるのかな、と思ったら9日はきのうだった。きのうの夜不意打ちでリュックサックが届いて、「は?! ……あ、きょうは9日だ」となった。
 いままですこぶる野暮ったい黒いナイロンリュックを使っていて、流石にカッコ悪いな……と、あつ森で自分のキャラクターに背負わせているサッチェルバッグというものが欲しいと思い、検索してポチったのだ。まあ合皮のちゃちいやつなので今年一年持てばいいだろう。
 雪国では冬道で手が空いているというのが大事である。だから運動オンチのわたしは結構前からリュック派だ。動物のキャリーバッグを持つにしても片手では心許ない。
 問題のサッチェルバッグであるが、かわいいししっかりしているのだがそのわりにモノが入らない。たとえば水筒を入れるとかは厳しいかもしれない。
 長々とカバンの話をしてしまった。わたしはおそらく性根がイメルダなのだと思う。靴やカバンが大好きなのだ。そこは祖母からの隔世遺伝だ。
 今年は聡太くんの獣医さん行きがワクチンの一回だけで済むことを祈っている。

きゅるんきゅるん。


 きのう聡太くんの爪研ぎ板を買ってきた。使い慣れた段ボールのやつだ。木製のやつはついぞ使わず、聡太くんは鍋敷きやソファでバリバリしていた。
 聡太くんはキャットフードにはこだわらないのに、何故か爪研ぎ板にこだわる。どうしよう、木の爪研ぎ板……。
 それからきのう、お正月に初売りで買ってきた4個入りのボールから2個目を出した。あまり派手ではないがちりちりと音がして、聡太くんはやっぱり夢中で遊んでいた。
 まだ子猫なので高く放ってやれば跳んでキャッチしようとするし、高い打点からバレーボール選手のごとく打ち返してきたりする。すごい生き物だ。健康! 元気! はじける若さ! というかんじだ。うらやましい。
 わたしも元気に過ごそうと思うのであった。

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