SO

新卒で大手食品メーカーの営業を経験。 自由な働き方を求めてエンジニアへ転職。 転職後1年を待たずして昇進し、現在はフルリモートで自由な働き方を実現。 週1程度で読書中心の投稿予定。

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新卒で大手食品メーカーの営業を経験。 自由な働き方を求めてエンジニアへ転職。 転職後1年を待たずして昇進し、現在はフルリモートで自由な働き方を実現。 週1程度で読書中心の投稿予定。

最近の記事

おやすみラフマニノフ(著:中山七里)

今さらながら、岬洋介シリーズを読み始めることに。 漫画「左手のための二重奏」、「青のオーケストラ」にハマって音楽に興味を持ち始めたのがキッカケだ。 中でも漫画を読んでいてラフマニノフの“鐘“に興味を惹かれたために、ラフマニノフをテーマとしたシリーズ2作目から手を出すことになってしまった。 物語は、時価2億円のストラディバリウスのチェロが盗まれる事件から始まる。 相次いでピアノの破壊、学長へ向けた犯行予告と犯行が続き、犯人の目的は秋の定期演奏会の妨害であることが明白だった。

    • 小説:大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で(著:山本巧次)

      八丁堀のおゆうシリーズ8作目! シリーズものなので、キャラクターの関係性やバックボーンは1作目から見たほうが良いと思う。 ただ、巻き起こる事件は作品ごとで区切られており、冒頭で人物の名前と簡単な説明があるのでシリーズ初でも読めないものではないです! 本作の現代では、コロナが世間を騒がしておりステイホームを余儀なくされている状態から始まります。 何もしないで家にいるのも辛いし、現代の状況から江戸でしばらく暮らすかといった流れで江戸へ避難するおゆう。 ※納戸の奥に江戸につながる

      • 小説:噓つきは殺人鬼の始まりSNS採用調査員の事件ファイル(著:佐藤青南)

        題名の通り、主人公はSNS採用調査員であり、業務をこなすうえで"囮アカウント"を複数所有している。 この物語の嘘とはネット上で他人を演じていることだ。ある日、その"囮アカウント"を育てるために必要なネット上の関係者が次々と殺害されてしまう。何故“囮アカウント”と関わりのある人物が狙われるのか、これが本作の大きな謎だ。 本作では、"裏アカ"から人物を特定する能力に優れた茉百合という人物が相棒となるのだが、茉百合の本性や真意が最後まで明言されないことが非常に良かった。最後にな

        • 小説:呪いと殺しは飯のタネ(著:烏丸尚奇)

          感電死するほどの刺激を貴方に、これほど強烈な謡い文句があっただろうか。 主人公であるしがない小説家が小説家人生で一発逆転を狙うために、とある一家の謎にデリカシーのかけらもなく突っ込んでいく物語だ。 このデリカシーのない語り部が、緊張感のあるシーンでも面白い。テンポもよく、読む人を選ばない作品であったと思う。 「事実は小説より奇なり」 人の空想が事実に負けるわけがない、私もそう思う。しかし、この小説はその逆をいく。 この小説は烏丸尚奇が事実として体験した物語のように話が展開し

        • おやすみラフマニノフ(著:中山七里)

        • 小説:大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう ステイホームは江戸で(著:山本巧次)

        • 小説:噓つきは殺人鬼の始まりSNS採用調査員の事件ファイル(著:佐藤青南)

        • 小説:呪いと殺しは飯のタネ(著:烏丸尚奇)