役場のスーパーマンたちと自分の危機対応能力
新型コロナウイルス感染症に罹患された皆さまおよび関係者の皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い収束と、皆さまのご健康を心からお祈り申し上げます。
2020年4月は休学2年目、地域おこし協力隊2年目。
そしてようやくゲストハウスのオープンを迎えるはずでした。
僕たちのゲストハウスも世間の事業者同様、感染拡大防止のためオープン延期という形を取りました。
今は延期した分丁寧にオープンに向けて準備をしていて、許認可申請含め実務は山ほどあります。
悔しいし、あまかった。
錦江町の魅力は本当にたくさんあるんだけど、大部分は人なんよ。
自分もそれに惹かれて数あるゲストハウスをする場所の中から
ここに決めたんよ。
やけん錦江町で宿するんやったら絶対これを伝えたいんよ。
だからこそ実際に来てもらいたくて。来てもらわんことには分からんくて。
オープン後はお客さんまばらでも少しずつフィードバックもらいながら改善してコンテンツ追加していって、それを発信してお客さんづくりをしていこうとか考えとった。
そしたらお客さんお迎えできんもん。
正直今、何をすればいいのかがわからん。何ができるかもわからん。
めっちゃめっちゃ考えるけどわからん。
よく経営者が「コロナはチャンスだ」とか言ってるけど、
何がチャンスなのかが全然つかめない。
さらにそんな状態から抜け出せないことに対して焦ったりしとる。
けどできることはあるはずだから、ひたすら探していくし、動きたい。
とりあえず明後日からは町内限定の宅配サービスを始めてみたりする。
協力隊の仲間が考えた企画なんだけど、
地域おこし協力隊で始めてこれ協力できてるかもってことができるかも。
いつもまちには協力してもらってばっかりで、、、
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話変わるけど、協力隊って一応役場職員やけん役場にもデスクがあるのね。
めっちゃかっこいいんよ、自分の課が。
錦江町に手伝いきてくれた人なら多少わかると思うんだけど、まじで7人全員かっこいいんよ。
スーパーマンを集めた感じ。
この人たちと出会って公務員のイメージが全くかわった。
今話題の10万円給付担当に自分の課がなってて、国から話が下りてきたとたんさっと役割分担して、準備を進める。
スピード感とチームワークが鬼。
今日(4月30日)、郵便局に全部預け終わった。
これからは田舎で申請の方法がわからない人も多いだろうからって、21箇所ある公民館全部を回って申請の補助をしていく。
対応の早さもえげつないけど、寄り添う姿勢もすごく丁寧。
さらに簡潔。
この人たちといたらほんとに何でもできそうって思う。
それくらい仕事における目指す方向性が全員一致している。
移動の伴う公務員でこの環境があることがどんなにむずかしいことか。
このチームのキーパーソンは間違いなく課長。
課長についてはまた別の記事で書きたい。
課長は自分の今後の人生のロールモデルの一人としたいと思いながら、日々同じ空間を共有してる。
話を戻すけど、俺は危機対応能力が全く足りない
というのも自分なりに考えてみたんだけど、、
このスーパー軍団の課のメンバーはじめ、多くの人に支えられての活動で
おんぶに抱っこだったところかなー
このご時世さらに何が正解なのか、
はたまた正解があるのかさえはっきりしない状態で、
もみくちゃになってるけど、
この時代を生きた経験を良かったものとして、
成長できた期間になるよう過ごしていきたい。
自分がなりたい社会起業家は、
こういう時にこそ
考えて、考え抜く必要があるんじゃないのか
危機対応能力を向上させたい。
コツコツと伸ばすぞ。
井上聡佑郎