本日の書(28)お待たせしました。

画像1 白い穂先の筆ペンです。まだ字を書いていないだけあって穂先が白いのが分かるでしょうか?これからその筆ペンの筆おろしをするわけです。真っ白な穂先はどことなくそうたいの白髪すら思い出させます。そうそう。そうたいも来月の頭くらいに髪をまた染めるつもりです。本当に毎月の頭に染めに行くのは面倒なのです。それでもパートナーさんが若々しくしてほしいとおっしゃるので仕方なく染に行っておる次第でございます。早くいぶし銀のようなロマンス・グレーの魅力にも開眼してもらえたらそうたいも有り難いのですがしょうがないですね。
画像2 筆おろしにあたり黒く染まる穂先です。これからずっとインクと申しますか墨と申しますか筆ペンのチューブ内の中にある黒い液体がなくなるまで長い間お付き合い頂く形になります。まだ何分筆先が体になれるまでお時間がかかります。すぐには思い通りには動きません。自分の字になるまでは多少お時間を頂戴することになるかと思います。それまで本日の書として別にお書きしたものをご覧いただければ幸いに存じます。この墨の良さはA4の普通紙などでもその実力を発揮してくれるでしょうか?本当に今後が楽しみです。半紙とはまた違った書き味です。
画像3 四十にして惑わずと申します。孔子の教えによりますと40代はどんどん考えがまとまってかどうかはさておき自分の得手や不得手がはっきりしてくることで自分の持ち味を意識した仕事ができるようになるのかもしれません。そうたいも微力ながら自分の仕事に邁進してまいります。書道も趣味と実益を兼ねた一環です。もうすぐにそうたいは当たり年を迎えつつあるわけですがこの不惑の年というのを実感し始めたのはまさに今年からであります。もちろん戸惑いの方は相変わらず多くございます。それでも人生の方向性の確立の基礎はできたのではないかと。

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