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ハワイ カウアイ島 旅行ガイド①

2019年9月にハワイのカウアイ島を旅行したので、今後カウアイ島に行く人のために、もしくは後の自分のために、メモを残しておこうと思った次第です。いつか誰かの役に立てば嬉しいです。

カウアイ島とは?

ハワイ諸島の左上のほうにあって(北西ですね・笑)、ハワイ諸島で4番目に大きい島です(面積の大きい順にハワイ島、マウイ島、オアフ島、カウアイ島、です)。日本人旅行者はあまり行かないので(他国も同様ですが)、日本人にとっては比較的マイナーな島だと思います。人口は約6万人だそうです。

村上春樹はカウアイ島が好きで、滞在して小説を書いていたことがあると本に書いていました。カウアイ島にハナレイ・ベイという湾があるのですが、その名の通り「ハナレイ・ベイ」という短編も書いていて、昨年、吉田羊さん主演で映画化もされています(ワタシは未見ですが)。なお短編は「東京奇譚集」に入っています。

完全に余談ですが、Facebook のマーク ザッカーバーグはカウアイ島に広大な土地を所有しており、一説によると200億円で購入したらしいです。少し調べれば、その土地がどこにあるかも分かり、僕たちも横をクルマで通りました。

どうやって行くか?

当然飛行機なんですが、日本からの直行便はないので、ホノルルでハワイアン航空等の Inter-island 便を乗り継いで行く必要があります。ホノルルからカウアイ島のリフエ空港までは30-40分程度のフライトですね。

島のどの地域に滞在するのが良いか?

これはとても難しい質問ですが(人によって好みや、やりたい事が違うので)、メジャーなリゾートは島の南部のポイプと北部のプリンスヴィルなので、この2箇所が主な選択肢になると思います。

面白いのは島の南部と北部で気候が異なることですね。大雑把に言うと、カウアイ島は南部のポイプがカラッとした天候で雨が少なく、北部のプリンスヴィルは比較的雨が多く、そのぶん緑が豊か、という感じです。

プリンスヴィルは「雨が多い」と聞いていたので行く前は心配したのですが、実際には夕方にザッと15分程度降るスコールだったので、あまり気になりませんでしたね。(計画を練る際、妻は「ハワイまで行って雨が多いのは嫌だな…」と言っていまして…、「1日中降るわけではなくて、多分スコール程度だから大丈夫だよ」と言って説得しました)

面白いのは毎日決まって降ることです。毎日同じような時間(夕方)に降るので、それを予め織り込んで活動すればよく、それほど困ることはないですね。現地の人は温まった地面を冷やしてくれる打ち水のように捉えているようでした。

毎日夕方に降るスコールをプールサイドで味わうのも良いものですよ。ただし早めにプールに行って、傘付きのチェアを確保するのをお勧めします。

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なお僕たちはカウアイ島が初めてだったので、ポイプとプリンスヴィルの両方に滞在してみました。

ではどちらが良かったか? うーん、これも難しい質問です。どちらも良かったですが、もしまた行くとすれば、プリンスヴィルを選ぶと思います。理由は、気に入ったビーチが近いのと、ホテルが良かったからです(ともに後述します)。

ホテル

ポイプ(南部)ではシェラトン、プリンスヴィル(北部)ではウェスティンに泊まりました。

シェラトンも悪くなかったですが、もしまたポイプに滞在するなら、次はシェラトンではなく、グランドハイアットにすると思います。グランドハイアットの面しているビーチ側から覗いてみたのですが、シェラトンよりもプールが大きくて良さそうだったので。まあ典型的な大型リゾートホテル、という感じですね。

シェラトンの部屋からの景色はこんな感じでした。

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一方、プリンスヴィルで滞在したウェスティンは、ホテルというよりコンドミニアムと呼ぶのが適切で、フルキッチン、冷蔵庫、電子レンジ、リビング・ダイニング、掃除機や洗濯機・乾燥機も部屋にあり、自炊や洗濯が出来るのが気に入りました。

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結果的に、毎晩自炊して、毎晩洗濯してました。洗濯が出来ると、帰国してから洗濯物が少なくて助かります。

あと部屋のキッチンだけでなく、プールサイドには日本では見ることがないガスのBBQグリルがあったので、近くのスーパーで肉や野菜を買ってきて焼くのも楽しかったですね。レストランに行くより安上がりですし。ただ、慣れていないので、火加減が難しかったですが(笑)。

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なので、プリンスヴィルなら次回もウェスティンを選ぶと思います。

ビーチについて

リゾートの楽しみ方も色々あって、僕の知人には基本的にホテルの敷地から外に出ない、という人もいますが、僕たちはホテルが面しているビーチでは飽き足らず、ガイドブック(後述)を見ながらレンタカーでビーチハンティングをするタイプです(回り切れないくらい多くのビーチがハワイの各島にあります)。

そのハンティングの結果、今回最も気に入ったのは、Ha'ena Beach (ハエナビーチ)でした。

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Ha'ena Beach はプリンスヴィルのウェスティンホテルからクルマで30分程度の距離にある、広くてのんびり出来るビーチで、リーフに守られていて波が低くて泳ぎやすく、シュノーケリングもできます(カウアイ島には波が高くて泳げないビーチ、というのも多くあります)。

また、写真でお分かりいただけるように、背後には山が迫っているのも雰囲気があって、とても気に入ったポイントです。

気に入ったビーチに着いたら、まず海に入り、それに飽きたら木陰で休んだり読書したり、眠くなったら寝る、起きたらスナックを食べたり、また海に入ったりを繰り返す、という時間を過ごすのが至福ですね。ああ、また行きたい(笑)。

あとはこの記事に表紙になっている Hideaways beach も綺麗でした。プリンスヴィルの Princeville Resort(旧 St. Regis)の近くにあり、急な斜面を歩いて降りる必要がある、隠れ家的なビーチです。こういうマニアックなビーチは多分、日本のガイドブックでは紹介されていないでしょうね(なので、後述するガイドブックの出番です)。

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人が少なくて、こじんまりとしたキレイなビーチなのですが、妻の評価は「浜が小さすぎる。私は広々とした砂浜が好き」ということで、行ったのは1回だけでした(涙)。

ちなみに2回行ったことのあるハワイ島で一番好きなビーチは Kua Bay というビーチで、僕の note のカバー写真はそこで撮影した写真です。以下の写真もとても気に入っているものですが、同じく Kua Bay で撮りました。

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ガイドブック

ハワイのガイドブックはこのシリーズと決めています(島ごとに1冊になっています)。このシリーズは本当に素晴らしいので、激しくおススメしたいですね。網羅性も高く、旅行者に必要な情報はほぼ全て載っていると言ってよいでしょう。(もちろん英語がある程度は読める必要はありますが…)


ということで、本日はここまでにします。そのうち、カウアイ島の食べ物とアクティビティについて、続編を書きたいと思います。乞うご期待。


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