見出し画像

鉄道趣味と、生活の軸

こんばんは、sosekiです。少し投稿の間隔が空きました。激務に追われていまして、なかなか自分のことを考える時間が取れません。

今日のテーマですが、「鉄道趣味」は「生活の軸」であるべきなのかです。

実は昨日(厳密には一昨日)、鉄道ウェブサイトとしては相当有名なお二方とお会いして、撮影しながら楽しい時間を過ごすことができました。とても密度が高く幸せでした。

お二人はどちらも、私なんぞ比にならないほどPV数の多いウェブサイトを運営されており、とても魅力的な記事を書かれています。崇拝すべき先輩方です。

お二人とも1つの記事を生み出すことに、ものすごいパワーをかけておられます。睡眠前まで記事に熱意を傾けておられます。私の場合、車内撮影自体はパワー(というよりコスト)がかかるのですが、記事自体に鮮度はなく、魅力より資料性重視なので比較的コンスタントに予約投稿を重ねています。そういう立場からすれば、本当に熱いお二人です。熱意は間違いなく、その評価と繋がっているのだなと確信しました。

その二人が意気投合して、記事を創ることを「生活の軸」と表現していました。それだけ、日々の活動・行動がウェブサイト運営に注がれている、という意味だと思います。ネガティブ・ポジティブの両方を指しているようにも感じました。

ふと、私の鉄道趣味は、生活の軸なのかと考えました。とてもいい趣味ですし、私自身かなりディープなほうだと思っていましたが、「生活」と「鉄道趣味」の関係性を客観視してみると、実は私にとって鉄道趣味は、思っていたより薄っぺらいものなのかと思ったのです。

私は大量の草鞋を床にずらっと並べて、何度も履きつぶすまで履き替えながら歩き回っています。一番生活の軸になっているのは仕事です。デザイナー、アートディレクターはもちろん、営業活動もしますし、新しい何かを生み出そうと企画に没頭したり、時には教鞭を持ち、時には採用面接を担い、またある時はシステム管理やウェブ運営をし、若いスタッフの人生相談なんかを聞きながら、相当な時間を仕事に費やしています。この時間はとても濃密で、幸せだと感じています。非常にパワーと苦労、苦悩が伴うものですが、1回の人生の大半を占める仕事がカラフルなのは、やはり幸せです。

ではオフタイムはというと、今は鉄道車内取材が比較的割合を占めていますが、私はバス趣味もあり路線バスに揺られることもあります。ゲームが好きなので、テトリス99やAmong us、MineCraftに没頭して数時間を費やします。音楽が大好きなので、ライブ映像を見て幸せになったり、一人カラオケで叫んだり、GarageBandで作曲したりしています。冬は野鳥観察、夏は昆虫採集も楽しみです。スポーツも好きで、毎週のジョギングはもちろん、スキーやスケートなどウインタースポーツが気持ち良いですし、足元にボールが転がっているとリフティングしたくなります。雨の日はアニメ鑑賞や、ガンプラ作りに勤しんだりします。仕事の絡みで中国語の番組を見て過ごす日も増えました。家では優しい嫁さんに迎えられ、のんびりとした時間も過ごしていますし、たまには料理もします。創作で美味いレシピが誕生した時はノーベル賞の気分です。


…贅沢者すぎますね。つまり、興味を持ったものを次から次へ、やりたいときにやって過ごしてきた人生です。20行近い「鉄道以外」がありました。私はディープな鉄道ファンですが、「鉄道趣味」を「生活の軸」としては全く置いていません。

結果として、当たり前ですが私のウェブサイトは最近とてもたくさんのアクセス数を頂いているものの、前述のお二方には到底及びませんし、成れません。また、ウェブサイトの収益化もしていませんし、目指していません。趣味活動で食べていけるような人間ではないと認識しているからです。

それで、良いと思っています。「一つを突き詰めるも良し、バランス良く人生を楽しむのも良し」ですね。

ただし、犠牲も伴っています。一番大きな犠牲は「睡眠時間」です。こんな時間に帰ってきて、noteを書いて、明日の8時過ぎにはもう出社しています。間違いなく、長生きできなくなりますし、上手にストレス管理しないと潰れてしまいます。全力でおすすめできない生き方です。

また、嫁さんにも迷惑をかけています。結婚しておきながら、上に挙げたように自己満足を突っ走っています。もっと、可愛い妻を大切にしなければならないと思います。こちらは急ぎ改善が必要ですね。


まとまらない記事になりましたが、伝えたいことは「生活の軸」は人それぞれだし、マネしてもいいけど、真似る必要はないということ。

また、鉄道ファンは鉄道どっぷりな印象が強いですが、ライトに続けながら楽しめる趣味でもあるということ、です。みんな違って、みんな良い。Creepy Nutsですね。

ただし、睡眠を犠牲にするのは本当にお勧めしておりません。みなさん、くれぐれも自身の体力、気力とにらめっこしながら、好きなことをして生きていく、これを楽しんでください。


【今回ご紹介したお二方のウェブサイト】

Odapedia:http://odapedia.org/

社畜ゲートウェイ:https://www.stellacreate.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?