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日々思うだけ#1「お金と人生の距離感」

前置き

お金は人生のすべてじゃない……ほとんどだ!

っていうセリフをどこで聞いたか忘れました、霧谷です。

僕は大学で経済や経営を勉強しているのでよく機会費用について考えます(えっへん)。休日に昼間までゴロゴロ寝てる暇があったら、その時間バイトして稼げますよね?時給1000円のバイトだとして4、5時間で4000円とか5000円。僕はここまで考えます。そして昼まで寝ます。5000円払って貪る惰眠は何にも変えがたい……

お金と人生

ここから先が本題です。

お金に対するスタンスって人によって違いますよね。人生に対しても同様でしょう。

お金であれば「出来るだけお金持ちになりたい」「平均よりは多く欲しい」「生きていければ良い」とか

人生であれば「社会的な地位を高めたい」「安定していたい」とか、ここに「お金持ちになりたい」が来る人もいそうですね。

人によって全然異なるにも関わらず、世の中にはそれっぽい「答え」がよく囁かれますよね。

お金だと「年収1000万」とか。余談ですが、Twitter婚活界隈だと「都内で年収1000万は少ない!2000万は最低でも欲しい!」とかちょくちょく見かけます。賃金構造基本統計調査とか見たことありゅ???仮に見つけたとして、それに見合うだけの価値が果たして。。。そろそろ怒られそうなのでやめときます。

人は目に見える答えに飛び付きがちな生き物です。お金はその目に見えるものの最たるでしょう。

年収1000万目指して大手企業に入社し必死に努力して出世した。気づけば40代。けど全然幸せになれてない。

みたいな話はよくあると思います。それは目に見えるものに飛びついた結果、自分を幸せにしてくれるものを手から溢してるからです。

かと言って「人生はお金じゃない!」っていうのもどうなんでしょうね。この主張はある意味で正しく、ある意味で間違っています。先程の年収1000万の例のように、お金を得たからと言って無条件に幸せになれるわけではないでしょう。ですがこの手の主張をする人は「だからお金なんてクソ!もっと人との関わりとか、自分の趣味の充実のために生きるべき!」というところから始まり、金持ち批判をしたり、いかに自分が人間として優れているかを語り出します。根本にあるのは、嫉妬や歪んだ自尊心で、こういう批判や主張に躍起になり始めると自分の人生を充実させることは難しいでしょう。

僕の尊敬する投資家の友人がよく言うのが「お金で全ての幸せを買うことは出来ないが、お金が無くて不幸になることは多々ある」

これに関しては僕も全く同じ考えです。お金は人生のすべてではない。けれども重要な要素の一つです。お金そのものが幸せをもたらすわけではないけれど、それを利用することで幸せになったり、不幸を妨げる事ができます。

日本ではお金の話をするのはタブー視されがちです。学校でもお金の教育はほぼしません。ヤマト証券のnoteを見れば分かりますが、そういう人はとてもつけ込まれやすいです。(ぶっちゃけ建前では「お金なんて〜」っていう態度をとりますが、大体の人はお金欲しいと思いますし)

人生の目的は幸せになることです。(「社会的な成功」とかを求めても、死ぬ時にリザルトが出るわけでもないですしね。資産S!人間関係B!地位A!善行C!……もちろん、社会的成功が精神的な幸福をもたらすのであれば、追い求めるのも大いにあり)。少なくとも僕含め多くの人にとってはそうでしょう。しかし、幸福って抽象的だし人によって何に幸せを感じるかは異なります。決まった完璧な答えはないし、多分あっても時が経てば変わります。それでも常に向かい合い、問い続ける姿勢は持ちたいものです。

最後に

僕の中での結論を簡単にまとめると、「人生は幸せになるためのもので、お金はその中の重要な要素の一つだ」です。

このシリーズは僕の考えたことを書くものであって、何かの答えにはなっていません。

ただ、皆さんが日々何かを考える際の一助になればそれ以上に幸せなことはありません。なんて思ったり。



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