イナゴライダー・ドライブ・マイ・カー

こんばんは、令和のギターヒーローオオシマです。今回はアカデミー賞を取ったということで株式用語でいうイナゴタワーを打ち立てるべく（といっても投資をしたことがないのでよく分かってはいない）村上春樹のドライブ・マイ・カーについて書いてみましょう。

有名な原作でもありますし、すでに配信もされていますのでネタバレ概要の解説といった基本的なフォーマットは全て撤廃、加速主義者なので軽く論評だけさらっていこうと思います。

一言で論評するならばゴダールではないけど永遠の半勃起、ポテンツの喪失と再生、ミドルエイジクライシスの年頃の西島秀俊による救済と死人に口無し都合のいい解釈による救済（なお、すでに救われていた）といった感想。９０年代Not Dead組的な中年向けセカイ系といった趣気もあるのでライトノベルでゲンナリしてきた諸君も割とアニメっぽい（なにせアニメーションは日本の国是です）のでお口の直しのデセールにいかがといったレコメンドが可能となっています、とはいえ青年の苦悩よりも中年の危機のが最近の映画ではトレンドなのかやはり？といつつ岡田将生アイドルもできつつ90年代の浅野忠信的なギラギラした狂気を演じさせたら神、マジ推せる最高さ。春樹特有のクドさとくささが平気な人是非。ナルシスこそが我が墓碑銘。

気付いたら何故か1000再生超えてた（みんなバンドのMVを聴け）ソロポエトリーラップ作でもどうぞ、セカイ系について歌ってみてます〜。