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市川市沼にハマって

千葉県の北西部、東京都との県境、江戸川沿いにある街「市川市」
ここで生まれ育った私が、この街について深く考えたのは、
ほんのここ数年のことです。

■まず、交通の便がいいこと

学生の頃から遊ぶのは都内でした。
初めて就いた仕事も、市川から都内へ通いました。

寝る時間をも惜しんで遊び、働き、はたと立ち止まって振り返る。
成長した頭と体で考えると、やっと、地元の素晴らしさに気づいたのです。


市川市は縦に長い街で、中央部に位置するのが総武線の市川、本八幡。
その北部には京成線も平行して、国府台、市川真間、菅野、京成八幡、鬼越と駅があり、加えて、本八幡は都営新宿線の終点でもあります!

つまり本八幡では3路線の使用が可能で、都内への通勤にはとても便利です。
市川は2路線ですが、総武線快速が止まり、
駅前のバスは、隣り合う松戸市や江戸川区への路線が充実しています。

この交通の便の良さを目当てに、転入してくる世帯も多いと聞きます。

■飲食店、ショッピングの充実

そんな便利な街だけあってお店も多く、
わざわざ他所へ出なくても基本的にはなんでも揃います。

駅ビルである「シャポー」は、都内の駅ナカもびっくりのハイソサエティ。
また市川も本八幡も駅前に商店街があり、チェーン店はもちろん、味のある個人経営のお店も沢山あります。

シネコンもあるショッピングモール「コルトンプラザ」は、市民のみならず、江戸川区や船橋市からも人が集まります。

■文化都市としての市川市

これは大人になって初めて実感したことですが、便利で現代的な反面、
過去には永井荷風や北原白秋など、著名な作家が住んでいたり、縁があったり、実に文芸風土豊かな街です。

市川駅から真間方面には「文学の散歩道」と名のつく遊歩コースもあります。
また、私立学校が多く所在する文教都市でもあります。

誰しも小学生の頃、自分の住んでいる街の歴史を学ぶものだと思いますが、どうしてもう少し真面目に聞いておかなかったかな、と後悔するほど、調べれば調べるほど、歴史深い街です。

この街を推す、私たち

■メディアの血となり肉となる

(画像クリックでわたしのインスタに飛ぶ露骨なPR)

さて、世はSNS全盛時代。
市川市は、都内へ通勤する人が多いベッドタウンであり、観光地でもないのに、SNS上の情報が豊富です。

それは、市民が率先して、自分の住むこの街の情報を発信しているからです。

中には、個人商店のオーナーがいたり、市内を徘徊するブロガーがいたり、それらをキュレーションする媒体があったり。

例えば、引っ越してきたらまずTwitterやInstagramで検索してみれば、
美味しいお店だけでなく、さらに細分化した、自分の好みにあったお店を簡単に見つけることができるでしょう。

そして、移り住んだその日から、市川愛がはじまるのです。

受け取り手も市民、発信する側も市民。
これが大きな特徴だと思います。

自治体が張り切って、街の名産や観光名所を他所へPRしているわけではなく、
市民が、自分の足で集めた情報を発信し、
大きなお祭りから、個人商店の開店情報まで、幅広く共有します。

世界的にも、今や誰もが声を上げ、個の意見が大きなマスを動かすことも珍しくありません。

その上で、作り手が不透明なメディアではなく、自分たちで作っていくメディアの影響力や信憑性は、想像をはるかに超えます。

市川市好きな市川市民が市川市民の情報から市川市の経済を回す。

他所に誇れる市の魅力は、利便性や文化的背景だけではなく、
根底に、地域の人々の力強さがあると感じました。

■地方創生の芽

オンライン上で繋がった人々は、お互いが、実際近くのどこかに存在することに親近感を持ち、ネットの枠を飛び出しても、協力し支えあえる環境にあるように思います。

これが芽であり、地方創生の鍵ではないでしょうか。

地域の人々の、団結力、行動力、それらは目に見えず、数値化しづらいものです。
そのコミュニティの中に居なければ、感じ得ないものでもあるかもしれません。

しかし、このチカラを地域内だけでなく、
他所へ向けての発信にベクトルをむけていけたら、更に魅力あふれる街になるのではないかと考えます。

私も一市民の立場から、市川市をもっと発信していきたいと思い、ツイッター、インスタをはじめ、noteにも手を出した所存です。

私の言葉で、市川市を広く伝えることが目標です!

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