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【都内20代男女】10月の増税で食事に関する意識はどう変わるのか調査した

2019年10月に消費税が引き上げられることとなりました。

今回の増税にあたって「軽減税率」「キャッシュレス推進」というキーワードが挙がっていますが、今回は「軽減税率」に焦点を当てて、食事や外食への意識にどのような影響を与えるのか調査しました。

都内の20代男女554名(男性248名、女性306名)対象、「食事と増税」に関する調査の結果をご覧ください。

現在の食費は?

まず、現在のひと月あたりの食費を聞きました。

男女ともに「2万円未満」が最も多く、男性で36.8%、女性で31.7%となりました。

増税、軽減税率の認知度は…?

続いて、消費増税に関する認知度を調査しました。

「2019年10月の消費増税について知っていますか?」と尋ねると、男女ともに認知率は7割以上となりました。

続いて、「飲食料品の軽減税率について知っていますか?」と聞きました。「知っている」と回答した人は男性で55.2%、女性は42.0%となりました。

軽減税率に関しては「聞いたことはあるが詳しくは知らない」と回答した人が男女ともに3割程度いることがわかりました。

飲食時の意識は税率で変わる?

増税と軽減税率についての認知度を調査したのち

2019年の10月1日から、消費税の税率が8%から10%へあがります。ただし、今回は税率8%で据え置きの「軽減税率」が適用される場合もあり、店内で食事する「イートイン」は税率10%、店頭の窓口で買って持ち帰る「テイクアウト・デリバリー」は軽減税率適用の税率8%となります。

のように軽減税率について簡易な説明をしました。

この説明をふまえて「消費増税後、飲食時に税率(税率8%と税率10%)のを気にしますか?」と聞いたところ

「とても気にする/やや気にする」と回答した人は男性で74.2%、女性で87.3%となりました。食事に関しての消費意識は増税によって変化することが伺える結果となりました。

現在の食事事情

続いて現状の食生活に関して「外食・自宅・デリバリー/テイクアウト」について、朝昼晩の3食を分けずにそれぞれの頻度を調査しました。

外食」について、男性は「週に1日程度」が最も多く28.6%、女性は「月に数回程度」が最も多く31.9%となりました。

自宅」での食事については、男女ともに「ほぼ毎日」が最も多く男性で50.8%、女性で58.0%となりました。

デリバリー/テイクアウト」については、比較的に男性の利用率が高かったものの、「月に数日程度/それ以下」と回答した人が男女ともに半数以上となりました。

外食・デリバリーでよく利用するサービスは?

外食・デリバリーでよく利用するサービスを聞きました。

「外食(店舗検索・予約など)」で最も多かったのは男性で「ネット検索」、女性で「食べログ」となりました。この他にも「ホットペッパーグルメ」「Retty」「地図アプリ」なども散見されました。

「デリバリー(注文時)」では男女ともに「店舗公式アプリ」がよく利用されているようです。この他にも「Uber Eats」「LINEデリマ」などのサービス名が挙がり、お店を検索して電話をする」という意見もありました。

軽減税率が適用された時に同じ商品を頼むなら

最後に、「(飲食店で出されている)同じ商品でもデリバリー・テイクアウトが可能で軽減税率が適応される際に取ると思う行動をお選びください。」と聞きました。

男女ともに最も多かったのは「テイクアウト」で男性で40.3%、女性で49.8%となりました。また、男女ともに2割が「デリバリー」と回答しました。

あとがき

以上、「食事と増税」に関する調査の結果をお送りしました。

#COMEMO #NIKKEI #NEWS

食事に関するサービスでは、都心部を中心にデリバリーの「Uber Eats」、消費のコントロールがしやすいサブスプリクション型の「POTLUCK」、事前注文・事前決済が可能な「O:der」など様々な形のフードテックが登場しています。

また、実店舗を持たずにオンラインデリバリーのみでサービスを展開する「ゴーストレストラン」が登場するなど飲食業界は様々な形態へと進化しています。

そして、アメリカでは自動運転ロボットによる宅配が開始されるなど近未来的なニュースも!🚗💨

生活に欠かせない食事だからこそ、新しい技術を駆使して様々なサービスが登場するのが楽しみです。

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Writer  :小林(・L・)
Designer:Maly.y
--- 調査概要 ---
期間 :2019年7月23日〜25日
対象 :20歳〜29歳/男性248名、女性306名
運営 :株式会社テスティー
姉妹サイト:若年層調査メディア「TesTee Lab!

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