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癌とアロマセラピー

今日の内容は、センシティブな内容を含みますが、一患者としての考え方と思って読んでいただけると幸いです。


ずいぶん前のことですが、あるタロット占い師に「綾子さんは、自分を実験台にしてアロマを楽しんでいるところがある」と言われたことがあります。
その通りです。
これは心理学を学ぶ人にもよく言われることで「自分を実験台にする」あるいは「自分をモデルにする」ということ。もちろん、あまりいい意味では使われません。

私がアロマセラピーを習得する過程で、自分に対して使ってみてどう感じたか?どのようなことが起こったか?ということは、とても重要な指標だったので、治療や治癒を目的に使ったこともあるし、感覚的に使ったこともあるし、ひたすら化学成分だけを信頼して使ったこともある。
アロマセラピーは、日本では雑貨であることから、それ自体の臨床例が極端に少ない。

アロマセラピーは素晴らしいと思うけど、実際に使ってみて「それでどうなるのか?」ということを知りたいからです。
まさか他人でそれを実験することができないので、自分自身を被験者、実験台にするしかないんですよね。

そして、その占い師はこう言いました「だから、いろんなことが起こります。綾子さんはその一つ一つに、アロマセラピーで何ができるか?を実験していくことになります」
へ〜〜、なんて言って笑って聞いていましたが、その後子宮筋腫になったり、離婚したり、歌を本格的に始めてみたり、癌になったり、と、アロマセラピストにならずにOLを続けていたら、もしかしたら出会わなかったかもしれない経験をさせられて(?)、その度にアロマセラピーで自分を確かめていました。


迷った時のアロマセラピー

以前もこのブログに書きましたが、私はアロマセラピーのいろんな側面があることを知っているし、そのどの面も好きですが、やはり一番頼りにしているのは、「迷った時」に私を支えてくれる力です。

迷った時に、こっちに進めば良いとか、これが正しい道などを教えてくれるわけではなく、何に迷っていて、何を不安に思っているのか、がわかるということが精油の良さで、その精油を使うことで、自分の不安や迷いが軽減されると信じることが、アロマセラピーなのだと思っています。

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