新春のご挨拶

あけましておめでとうございます

暮れから正月にかけていい天気が続きましたね。元日の朝の富士山を撮ってみました。

正月と言っても老齢の身には何もなく、歌番組を観ても聞いたことのある曲はなく、チャンネルをひねれば登場するお笑い芸人さんたちの声は、耳が衰えて、もはやその早口についていけません。
暮れにお昼からまとめて再放送されていた「ハコヅメ  たたかう交番女子」の再放送の永野芽郁と戸田恵梨香のやりとりが面白く、これを録画し、ご飯を食べては「ハコヅメ」を観、ご飯を食べては「ハコヅメ」を観るという日々でした。

青空の青きよりほか なにもなし

と言ったところです。

生活の唯一のアクセントは猫なのですが、わが家の猫も拾ってきてから14年が経とうとしており、結構なオバアチャン。寝ている猫をカミさんと二人で見ていると、時が止まった空間に生きているかのようです。
意味もなく昨年つくった猫俳句（川柳）？を引っ張ってみます。

にゃんとなく覗きたくなり猫の夢
猫といふ平和を膝ににごり酒
猫とゐてけふこともなくをはりけり
猫とゆく夕焼け小焼けの散歩道
ひなたぼっこの猫の背中と猫の耳
湯たんぽと猫とまるまる星の夜

猫に救われているかもしれません。「ニャンとかニャらんかニャア」と悩みを相談すると、「ニャやんでも（悩んでも）ニャやんでも 青い空」と励ましてくれました。
青空を見上げながら、また一年、頑張ってみようと思いました。

皆様の「生」が、空をわたる風のように輝く一年であることをお祈り申し上げております。

死を抱く命であれば人はみな青々と空をわたりゆく風