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空を飛ぶ土竜
2021年8月31日 21:33
今日は庭の草取りをした。近年、猛暑で草の伸びも速い。同じく暑いせいで湿気の多いこの土地では百足が大発生し、草を取ろうと物を動かすと決まってそこに百足がいる。わが家では僕もカミさんも、就寝中に百足に食われる被害にあっている。夜テレビを見ていると百足が居間を這ってきたりもする。田舎ならではであろう。同じく田舎だという理由で、他にもたくさんの生き物がいて、田舎育ちの僕が言うのも何だが今まで見たことも
2021年8月27日 18:40
コスモスにコスモス揺らす風が吹き どうだっていいことが たくさん世の中は、どうでもいいことに満ち溢れている、と言ったら叱られるだろうか。ちなみに次の空欄を漢字で埋めてみたい。( )肉( )食就職職試験で、ある女子大生が焼肉定食と答えたという有名な笑い話がある。しかし、あなたもひょっとしたら一瞬、焼肉定食という答を思い浮かべ、今ちょっと恥ずかしさにこっそりと顔を赤らめたりしたかもしれない。
2021年8月25日 18:35
詐欺が後を絶たない。古典的な結婚詐欺はもちろん、オレオレ詐欺から還付金詐欺、ワクチン接種が始まるとその予約代行詐欺、副業が注目されればそれが狙われ・・、次から次へと手を変え、品を変え。騙す人がいれば、騙される人がいる。騙されにくい人もいれば、騙されやすい人もいる。騙される人は、大概が騙されやすい善良な弱者である。僕もたぶん、騙されやすい。かつて直接家にやってきた業者にトイレの換気口がダ
2021年8月23日 18:40
コロナのワクチン接種の2回目を先週の金曜日に打った。1回目は翌日腕が痛むくらいで何ともなかったが、今回は翌日土曜日の夜に38.2まで熱が上がった。でも、病院が処方してくれた解熱剤(カロナール)を飲んだら、あっという間に下がり、それ以降何も起こらなかっら。想定内というところだろうか。免疫が付くのは2週間後と言うし、2回接種した人の感染も報告されているから、まだまだ油断はできないが、それでもちょっ
2021年8月21日 12:05
結婚したばかりの頃、まだ子供が出来る気配もないのに、僕とカミさんの間で子供の名前についてのひそかな論争が巻き起こった。名前を付けることは、難しい。学生のときの友人にまりんという名前の女性がいたが、その名は両親が海が好きだったため、marineをそのまま平仮名で表記したと言う。そんなおしゃれなエピソードを持つ名前もあるかと思えば、僕の同僚は居酒屋で飲んでいる時に誕生の報せを聞き、ふと見上げる
2021年8月17日 15:20
先日、病院のエレベーターの前でエレベーターが来るのを待っていた。知り合いの見舞いに行ったのだが、最上階からの眺めが素晴らしいと言われて、病室がある階から最上階に行こうとしたのである。すぐにエレベーターはやって来たが、しかし何故かエレベーターは止まらずに行ってしまった。「?」と思いつつも、次を待っていたのだが、やってきたエレベーターはやっぱり素通りして行ってしまった。「?」とやや憤慨しつつ次
2021年8月14日 23:21
職場でのトイレの話である。職場に職員安全衛生委員会というのがあって、それは職員の健康衛生上の問題を話し合う会なのだが、ある時そこに「職員トイレを1台でいいからシャワートイレにしてほしい」という要望が出されて議論になった。一般の方がこの議論をどう思われるのかうかがってみたいのだが、このご時世、企業の人たちからは失笑を買うような議論なのであろうか?いや、企業だけでなく内閣府HPによると、シャワー
2021年8月12日 22:43
大変恐縮ですが、つまらないトイレの話が続きます。子供時分のトイレについて書いてきたが、その後の僕の歴史をたどると、小学校高学年くらいで家が建て直され、和式水洗トイレになった。大学時代の下宿もそれだった。ところがどうしたことか、就職し教員になって住んだ教員住宅は、例のいわゆる和式の組み取り式だった。そう言えば、引越しの手伝いにやってきたオフクロが、例のトイレの神様のお札を貼って行った。これが昭
2021年8月11日 22:16
第23話の続きと思われても結構かと思います。あまり気は進まないが僕が子供のころの実家のトイレを紹介したい。もしかしたら、同年代の方で共感される方がいらっしゃるかもしれないと、わずかな期待を抱いて。それはおよそトイレなどという高級な呼び名を冠することが出来ない、言うなればまさしく「便所(便をするところ)」であった。薄いベニヤ板の引き戸を開けると板敷きの床に、その段違いになった所にキンカ
2021年8月10日 18:29
今はなき僕のオジイチャンがその昔僕に語ってくれたところによると、オジイチャンは、若かりし頃東京に出掛けた際、初めて水洗トイレというものに遭遇したのだそうである。オジイチャンの話そのものは「俺は驚いた」というエラク簡単なものだったから、僕が想像でその話を補わなければならないのだが、多分その時のオジイチャンの驚きとは、水が流れるというような抽象的なものではなく、「この便器には底(穴)がない」というひ
2021年8月4日 19:30
(すみませんが、だらだら長い文章になってしまいました)結婚したばかりの頃、僕はダイハツのミラという軽自動車に乗っていた。しかし、ラジオもカセットもCDもついていなかったので、カミさんに「ちょっと寂しいんだが」と訴えたところ、3000円の中古のラジオをつけてくれたのであって、以来、ラジオを通勤の友としていた。カセットやCDで気に入った音楽を何回も楽しむのもいいが、ラジオは新しい笑いや新鮮な情報を