メキシコフリーランスへの道 その3
よりクリニカルに、
そして、よりスピリチュアルに。。
クラニオ・バイオに出会ってシフトチェンジが始まりました。
僕自身の気功やヨガのプラクティスとも重なって、
施術への探求が一気に深まったのもこのころです。
人とは何か?
身体、こころ、魂の複合体?
それらを総括的に包み込んで整えてくれるのが、
僕にとっての
クラニオセイクラルセラピー・バイオダイナミクスでした。
クラニオの学びを深める中で、
僕の意識の扉が開くのもどんどん加速して、
新しい出会いが怒濤のごとく押し寄せてきました。
恐れもなく、すべてを受け入れ、
扉が開けばまた一歩足を踏み出す、
そんな流れが自然にできてきました。
Visaなどの書類も整い、フリーランスで動けるようになって、
以前から気になっていたホリスティックセンターで働きだすようになりました。
そこでは「従業員」という立場ではなかったので時間的な自由ができ、自分を高めるための機会を自ら作ることができました。
空いた時間にそのセンターのヨガや気功などのクラスを受けたり、まとまった休みをもらってユカタン半島やペルー、ブラジルなどを訪れ、単なる観光旅行とはかけ離れた、深い体験が積み重ねられていきました。
それぞれの旅での体験は、また改めて書いてみようと思います。
このころは、朝は屋台の絞りたてジュース1杯、
昼はホリスティックセンターのオーガニックランチ、
夜はトマトやニンジンをかじる程度、
おやつにはナッツを少し、、
という食生活でした。
食べてる量は少なかったんですが、
これまでの人生で1番エネルギー値が高かったと思います。
おそらく、ほぼ毎日ヨガをやり、
暇を見つけてはマラソンやったり登山をしたりで、
チャクラがバランスよく開いてプラナを吸収できていたんでしょうね。
なので、不食の人とか、ブリザリアンとか、、
そういう人がいるのも不思議ではないというか。。
なんとなく、感覚でわかります。
当時は、こころや身体の痛みの相談もありましたが、
それよりも何か、
霊的なメッセージを受け取りたいとか、
心身の不調のスピリチュアルな意味合いを求めて来られる方が多かったように思います。
東洋の神秘を期待されていたのかわかりませんが、
八百万の神々がいる日本以上に、スピリチュアルに開いている人がメキシコには多かった印象です。
僕自身は、クラニオ・バイオ=スピリチュアル、というふうに捉えてはいなくて、むしろオステオパシー医学から派生した療法だということを尊重しています。
にもかかわらず、メキシコの、そして日本へ帰国した当初のクライアントさんは、なんとなくスピリチュアルにオープンな人が多かったように今となれば思います。
2010年に日本へ本帰国するまで、3次元レベルで仕事の基盤を作り上げて、そして自分自身の霊性を高める環境にも恵まれて、メキシコ、そして中南米を味わいつくした12年間でした。
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