曼荼羅塗り絵の効果
曼荼羅塗り絵にはまりだした長男。
とてつもない集中力でやっている。
やり始めは「ママも手伝ってよ」と不思議なことを言っているが、時間が経過するとともに、集中力は増してくる。
昔を思い出した。
倫理に反するような自分の行いに、どうしよもなく心は乱れ、自分が悪いのだけれど。何かにすがりたくて、寄りかかりたくて、甘い懺悔の気持ちをささげる場所として、曼荼羅塗り絵をした。
何色に塗ってもいい、答えはない。人や風景ではない、模様への塗り絵。すぐに、心が無になり集中できる。完成品はどんな色でもきれいに見える。
そして、この無心で集中した時間を終え、現実に戻ると、目の前はとてもクリアになっている。前に進めそう。
とても単純な作業なのに、この時間に入るとすぐに集中できるし、「無」になれる。このゾーンに長男も入っていて、楽しいのだろう。
結果長男は、お風呂や歯磨きなど、いつも「いや」から始まる事柄に、素直に動き出し、派生していろいろなこともテキパキと動いてくれた。
子供の中にも1日すごせば、もやもやと心が疲れてしまうときがあるだろう。それを、クリアにしてくれる曼荼羅塗り絵。
しばらく、親子でお世話になろう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?